二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン [Sound Girl] アンケート実施中 ( No.53 )
日時: 2012/04/12 21:19
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)


 26話 もうひとつのマジン・ザ・ハンド!




 松「レインボーループ!!」

 松林が、シュートを放つ。
 円堂は、正義の鉄拳をやろうとするが、無発に終わる。
 鬼「ゴールは俺たちが、カバーする。お前は、新たな技への挑戦を続けろ。」
 円「おぅっ!!」

 その後も、攻め・守備と続く。
 リカが、シュートを放つが、立向居に止められる。
 円「よしっっ!!」
 塔「よしっ。じゃないだろ、円堂!!」


 そして、雷門が優勢のまま、0−0で終わる。
 円「さすが究極奥義だ。そう簡単には掴めない。」
 木暮が一言多めに言う。

 風「どうして。吹雪。この前のイプシロン戦の時みたいに、攻めていかないのか?」
 吹雪は、困ったように微笑む。

 由「んん〜〜……。」
 塔「どうしたんだ?由梨。」
 由「うん。私も、必殺技出した方がいいのかなぁ…、と思って…。」
 塔「必殺技あるの?やればいいじゃん!」
 由「ん〜〜。まぁ、やってみるよ。」


 後半開始。

 開始早々、一之瀬がボールをカットする。
 鬼道が、ブロックサーカスをかわし、吹雪にパスを出す。

 吹『皆が、アツヤに期待している。アツヤに、変わらなきゃ。アツヤに…。僕は、僕は、士郎だ!!』

 瞬間、戸田がボールを奪う。
 陽花戸中が、どんどん攻め上がる。
 シュートを放ち、円堂はマジン・ザ・ハンドで止める。
 立「この目でついに見た。なんてパワーだ!」

 
 雷門が攻める。一之瀬がシュートを放つ。
 立「円堂さんの動きはこうだった。」
 立向居は、マジン・ザ・ハンドの動きをする。
 しかし、防げずフォローもままならず、得点が入る。

 立「円堂さんが、正義の鉄拳をやっているよう、俺も諦めません!!」

 円「面白いぜ!立向居!」

 ?「君って、そんなサッカーをするんだ。…初めて見たよ。」

 その後も、雷門の激しい攻撃が続く。
 立向居は、マジン・ザ・ハンドで防ごうとするが失敗する。

 最後は、ザ・フェニックスで点を取った。
 4−0で雷門中の勝利となった。

 ?「こんなサッカーも、あるんだなぁ。」

 円堂と立向居が握手を交わす。
 円「マジン・ザ・ハンド、お前なら絶対にできる!」
 立「ありがとうございます!」

 吹「なんとか、アツヤは抑えたけどもっと完璧じゃなきゃいけない。そうだ。今度の試合、僕がシュートを打とう。いい考えだろう、アツヤ。」



 ?「三人は仲良くやっていますか?」
 ?「誰が一番強いのか、戦いの日々、熾烈を極めています。」
 ?「結構な事ですな。その結果が出た時、世界は大きく変わるでしょう。」



 円堂は、木にタイヤを吊るし、立向居と特訓をしている。
 秋「円堂君。いい後輩ができたわね。」
 夏「えぇ。」


 円堂は、夜まで特訓をしていた。
 ヒ「やぁ。円堂君。…雷門中の試合、見せてもらったよ。」
 円「お前、どうしてここに。」
 ヒロトは微笑を浮かべ、俺のチームと試合しないと言ってきた。
 円「ヒロト、サッカーできたのか。」
 ヒ「時間は明日の、十二時。馬首はここのグラウンドでどうかな?」
 円「でもなんで?この前、サッカーできるって言わなかったのに…。」
 ヒ「明日、約束だよ。」
 そう言い残し、去って行った。


 〜翌日〜〜十二時〜

 一「そろそろだね。」

 瞳子監督が円堂に問いかける。
 瞳「その男の子、本当にヒロトと名乗ったの?」
 円「はい。そうですけど…。」
 瞳「そう……。」

 春「十二時になるました!」
 同時に、黒い霧が辺りを埋め尽くす。
 壁「これって、イプシロン。」
 鬼「来たっっ!!」
 白い光に包まれ、姿を現すのは…
 ヒ「やぁ、円堂君。」
 瞳子監督が、ハッとする。
 円「!!まさか、?ヒロト!!」
 リ「なんや、こいつら。この前の奴と違う。」
 風「そんな、エイリア学園にはまだチームがいたのか?!」

 ヒ「これが俺のチーム、エイリア学園、ザ・ジェネシスっていうんだ。よろしく。」
 円「ジェネシス…。お前、宇宙人だったのか?!」
 木「どういう事だ。…円堂。」
 円堂は、驚きを隠せない。」

 ヒ「さぁ、円堂君。サッカーやろうよ。」
 皮肉めいた笑いを、浮かべた。