二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン[Sound Girl] コメPlease! ( No.61 )
日時: 2012/05/04 16:50
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)


 32話 うなれ!正義の鉄拳!






 試合も、後半を迎える。
 しかし、大海原の攻撃が続く。
 由『これは、雷門の弱点をついてるな…。どう対処するか…。』
 一方、綱海がボールをとろうと大苦戦。
 由「…!!!…。ふぅん…。」
 鬼「見つけたぞ。大海原の休止符を…!」
 由梨と鬼道は、何かに気付いたようだった。

 雷門は、フォーメーションをチェンジした。
 パスが、繋がるようになる。
 そして、綱海も何かをつかんだようだ。
 由「リズムが変わった。」

 綱海も流れをつかみ、一之瀬からボールを奪い、シュートを打つ。
 円堂も、マジン・ザ・ハンドで止めようとするが間に合わず、拳を突き出す。
 円「!!!!」
 ボールははじかれ、点は決まらず。試合終了。

 円堂は、正義の鉄拳で何かを掴んだ様だった。
 綱海が、サーフィンの動きに似ていると言った。
 円堂は綱海に、サーフィンを教えてくれと頼む。
 綱海は、敵わないといい、承知したくれた。


 バーベキューを食べ終わり、それぞれに特訓する雷門。
 円堂は、綱海にサーフィンを教わる。
 それを見つめる、少年。フードに隠れていて、顔は見れず…。




 由「現れない…か。」
 深夜。秋達を起こさぬよう、外に出た由梨は、ため息を吐く。
 ふと、後ろに気配を感じる。
 振り向かずとも、分かる…。
 セ「君…。俺の事、知ってるの?」
 由「さぁ?どうかな。」
 セイルーンは、由梨の態度にイラッとする。
 由「……、私が言えるのは、1つだけだ。」
 セ「?」
 由「早く、思い出せ。時は、満ちようとしている。」
 セ「どういう意味だ?それは…っっ。何処に?!」
 由梨の姿は、いつの間にか消えていた。

 由「思い出せ。ラズリ…。大体、予想はついているが…お前がどうしてここにいるのか…。早く、あの子の元へ…。」
 由梨はそう呟き、ペンダントをギュッと握った。
 由「……__る。…ぃ…り。」
 何かを呟いたが、風にかき消された。



 翌朝。
 円堂の、正義の鉄拳が完成した。
 皆、喜ぶ。
 その時…。
 イプシロンが現れた。