二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン[Sound Girl] コメPlease! ( No.68 )
日時: 2012/06/15 22:07
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)


  35話 凍てつく闇、ダイヤモンドダスト






 豪炎寺が戻ってきて、初めての練習だ。
 皆、楽しそうな顔をしている。
 ……、リカは別として、何かエースがどうのこうのと言っていた。

 だが、問題もある。
 吹雪の事を、監督はこのままチームに入れると呟いた。


 皆も寝静まった頃。
 「クゥッ…!」
 由梨は、背伸びをする。
 耳鳴りが今日も止まないようだ。
 秋達を起こさぬように、外に出る。
 外に出ると、潮風が頬を撫でる。
 耳を澄ますと、波の音だけが聞こえる。
 しばらく、風に当たると、またテントの中に入った。





 そして、雷門中は再び、町に戻ってきた。
 だが、それもつかの間、エイリア学園、ダイヤモンドダストが戦いを挑んできた。
 直ぐに、スタジアムに移動する。
 移動中は、皆黙り込んでいた。


 スタジアムに到着し、しばらくしてダイヤモンドダストが現れる。
 由梨が、相手チームのキャプテンの頭を見て、密かに笑っている事は誰も気にしなかった。
 ガ「円堂、君に凍てつく闇の冷たさを教えてあげよう!!」
 そういい、一瞬由梨の方を見たことは、恐らく由梨とガゼルしか知らないだろう。




 試合が始まる。
 グランとバーンは、ベンチから見ている。
 バ「そういや、セイルーンは?」
 グ「どっかに行ったよ。」



 試合は、雷門が苦戦していた。
 ダイヤモンドダストの強さは、試合を見ていても分かった。

 由梨も、ボールを奪おうとするが、かわされる。
 由「クッ…!!」
 まだ、力が戻っていない。
 由梨は、自分の弱さにいらつき、拳を握りしめた。



 ガゼルが、ノーマルシュートを放つが、2人がかりで止めるのでやっとだった。
 ふと、飛んで行ったボールが戻ってきた。
 不思議がり、飛んできた方向をみて、愕然とする。
 金髪の長い髪。
 そこにたっているのは、世宇子中のアフロディだった。