二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】銀ノ兎ハ、白銀ノ月デ。【オリキャラ募集!】 ( No.11 )
日時: 2012/03/27 16:06
名前: 白桜 ◆kAH0UBwdhE (ID: OVwF6u9h)

「銀世っ!生きてたかっ!」

出会い頭にその人は俺に抱きついてきた。
しかも名前間違えてるし。誰ですか、ぎんせいって?
「えっ…違うのか?あ、マジか。」
いきなり今度はばっと離れて、頬を染めはじめた。


 巻の二 蛙の子は蛙じゃなくてオタマジャクシだよね


「…というわけで人を探してたんだが…どうも人違いだったみたいです。すんません。」
女の人は白蓮と名乗り、とりあえず自分の素性と事情を話すと、謝ってくれた。

新八が何か思いついたようで眼鏡を上げつつ話し始める。
「で、其の探してる息子さんていうのはそんなに銀さんに似てるんですか?僕らもできたら手伝いますよ。」
「もちろん依頼として、アルよ。」
神楽を目で叱りながらさらに新八はどうですか、とたずねる。

「じゃあ、頼んでもいいか?
 そいつはなあ、髪の毛があたしやそこのおっさ…お兄さんと同じ色で
 こう、もっさりしてて…目はあたしの色と同じだ。
 それで訊いて回ってここにいるって町の人に教えられたし、
 どう見てもあんたにしか見えないんだけど、ホントに違うの?」
まじかよ。
いやいやいや、絶対人違いだろ。
銀さんすでに伝説多いのにこれ以上増やさなくていいと思うよ?
「あのー…、すいません多分人違いです。
 ってか俺、寺子屋以前の記憶がぶっ飛んじゃってるんでダメですね。」
「寺子屋…」
そうして白蓮さんはしばし考え込んだ。

「その寺子屋の先生……吉田、松、陽?先生じゃない?よく覚えてないけどそんな感じ」
先生?
何で松陽先生を知ってるんだ?
「たしかうちの旦那がそこに預けたはずなんだ。」

そうか。そうかよ。
「じゃあ、俺がその息子さんになるわけ?」