二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】銀ノ兎ハ、白銀ノ月デ。【オリキャラ募集!】 ( No.17 )
日時: 2012/04/02 11:51
名前: 白桜 ◆kAH0UBwdhE (ID: OVwF6u9h)

いつの間にか朝になっていた。
やべ、俺もあのままつぶれてたらしい。
「んごごご……」
ものっそいいびきだな、白蓮さん。
これじゃきっと昼間でおきねーな、たぶん。
しかし、もう神楽は起きていたようだ。

「銀ちゃん、星に帰るってホントアルか?!」


巻の四 やれっていわれると急にやりたくなくなる


「…聞いてたのか、お前。」
何だよ何で起きてんだよこいつ。
よい子は寝てる時間だったよね?てか寝てたよね?
「いやー、一回起きたら何か目が冴えちゃって。もうワタシも歳ネ」
何いってんの?何言ってくれちゃってんのこの子?
「それより、嘘アルよね?帰るなんて」
「違ぇから、マジでそれ誰にも…」

「おはようございまーす。あ、今日は早いね」
うわ、新八まで来ちゃったよ。早いねじゃねぇよお前、てめーが早ぇんだよっ。
「早いねじゃねえヨてめぇ、お前が遅いアル。」
「あ、そうだった?でも何ですか、朝からこんな早く起きて。」
「あーそれはあれだよ新一くん。あのー、まっとうに生きてる年寄りは朝が早くてね」
「いや新八ですけど。てかあんたら年寄りじゃないしまっとうな人間じゃないよ。
 何ですかホントに。何か隠してそうですけど?」
あー違う。ホントなんでもないんだ新二くん。
何でもないからもうやめて。二十円あげるから。

「何か銀ちゃんが星に帰って住むとか言い出したアルよ!新八も止めるヨロシ。」

あーあ。もうなんだこのおしゃべり娘。
もう俺知らないよ?知らないもん。俺悪くないもん。
「ちょっと……!本気ですか銀さん!!」
「帰っちゃダメアル!」

「あーもーお前ら煩いちょっと落ち着けそして黙れ。」
「白蓮さん……!」
「てめっババア!!銀ちゃんは渡さないアルよ!」
「だいたいあんたら何か勘違いしてないかい?あたしはこいつに…」

その言葉を聞くと、ガキどもも一気に静まった。
でもそれ、俺も勘違いしてたぞ?