二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】銀ノ兎ハ、白銀ノ月デ。【過去編?】 ( No.7 )
日時: 2012/03/26 21:52
名前: 白桜 ◆kAH0UBwdhE (ID: OVwF6u9h)

嫌な予感とやらの翌日。
午前中までは平和だった。
それまでは、な。


 巻ノ一 うさぎが一匹ほど紛れ込んできた。


「それ」が来たのは昼過ぎのことだった。
とんでもないハイテンションでそれは来た。

「たーのもうぅっっ!!」
ドンドン、と戸を叩く音。
すいません、それ引き戸ですが。
「はーい、万事屋銀ちゃんアルよ。用があるなら玄関先で手短にわかりやすく頼むアル。」
「神楽ちゃん、ダメでしょそんなこと言ったら。一週間ぶりの依頼なんだから。どうぞ、中に入って下さい。」
神楽と新八が玄関に駆け寄っていくが、俺はまだ昨日の酒が残っているのでゆっくり行かせてもらう。体は大事だからな。

のろのろと、玄関へ足を進め始めた矢先、
「セイ?!銀世かっ?!」
聞き覚えのあるような、すごくないような声がした。

—「それ」は、俺に酷似した女の人だった。