二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Grey-man 偽りの使徒 ( No.4 )
- 日時: 2012/03/19 20:27
- 名前: 綺羅☆彡 (ID: l7TEAs0Q)
スタスタスタ
(アレン・ウォーカーか、、、クロスの弟子。
なんでだろうね 初めて会うはずなのに懐かしいや・・・。)
アレン、リナリーと別れた後リオは1人修練場に来ていた
任務が入っていない時は
一日に一度は此処へ来て鍛錬しているのだ。
今、この場には自分だけ・・・
イノセンスを発動し、構えた。
そして、静かに目を閉じ、集中する。
しん…と静まりかえる空間
集中して、周りの気配を感じ取る。
すると、1つ何かの気配を感じた
その気配は、普段此処には無いもの
だが感じ取ったのは一瞬のことだった
「(イノセンス、、鉄より硬くなれ)」ボソッ
ガキィィィン!!!
ぶつかり合う金属音が修練場に響く
リオは今自分の蹴りを、剣で受け止めた相手を見る
その後、二人共後方へ飛んだ。
『珍しいね、ユウがここに来るなんて。いつもは外なのに』
「チッ1人じゃ退屈だろうと思って来てやったんだよ」
珍しく彼の楽しそうな不敵な笑みを見てリオも笑みを浮かべる
外からの風が2人の髪を揺らす
柱から小さな埃がポトッと床に落ちた瞬間、2人は地を蹴った。
修練場にいくつも響き渡る金属音。
頭上から振り下ろされる蹴りを、
六幻で受け止める神田。
そのまま圧そうとするリオ。
女子は女子でも臨界点を突破するリオは強いのだ
神田は歯を食いしばり、また地面を蹴る。
懐に入ろうとするが簡単に避けられてしまう。
顔に向かってきた蹴りを避ける
(隙見つけたぜ・・・・。)
蹴りによって懐があいた彼女に、今度こそは攻め込もうとしたが、また避けられてしまった。
あれから一時間経つ
彼女は息ひとつ乱れていない。
そんな姿を見るとイライラする
「チッ・・・・・・・。」
舌打ちをして剣を納める神田
それは終了の合図だ。
『ふぅ、疲れた。相手してくれてありがとユウ』
嬉しそうにお礼を言うリオ
「次はぜってぇ勝つ」そう言って神田は修練場を出ていく
(次はぜってぇ勝つか・・・。抜かされないようにしないとな。)
リオはイノセンスを解きタオルで汗を拭いながら
修練場を後にする。
*******
此処が黒の教団。
アレンはリナリーに連れられて教団内を見て回った。
そしてある部屋に入る。
「どーもー!僕はここの科学班室長コムイ・リーです!!」
ハイテンションで登場するコムイ室長
アレンは少しばかりかコムイのテンションに引いている
「びっくりした?」
「・・・少し」
「いつもこうなの、ごめんね」
リナリーはアレンがコムイに対して引いているのに気付き耳打ちした。
その光景が気に入らなかったのかコムイはアレンを睨んでいる
「ところで君、アレン君!!」
「はい?」
「言っておくけどね、リナリーとリオちゃんに手を出したらどうなるか・・・・・分かってるよね?」
と真剣な黒い眼差しでアレンににっこりと微笑むコムイ
「え・・・あっはい」
「じゃ腕見せてくれるかな」
バッグの中をゴソゴソしながらアレンに問う
「え?」なんで腕を?みたいな声を出すアレン
「さっき神田君に襲われたとき武器が損傷したでしょ。
我慢しなくていいよ」
そう言ってバッグの中から大きなドリルの様なものを取り出す
「その装備はなんですか?」
問うアレンの額からは冷や汗が流れている
「ン、修理ちょっとショッキングだからトラウマになりたくなかったら見ない方がいいよ」
「待っ待って・・・」
「go♪」と楽しそうにドリルでアレンの腕に触れる
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
*******
修練場を後にして今科学班の手伝いをしているリオ
「ぎゃあああああああああああああああ」
と大きなアレンの叫び声が奥の部屋から響き渡る
「始まった・・・」と両手で耳をふさぐリーバー班長
(あはは、、、、あれか。
アレンくんもかわいそうに・・・初日からあれだなんて)
とソファーに座ってココアを飲みながら考えていたリオ
「おーいリオ」
「なんですかリーバー班長」さっきまで飲んでいたココアを机に置き
リーバー班長のもとへ行く
「疲れているだろう。今日はもう休んでいいぞ?」
と優しく微笑む班長
「そうですか、じゃあお言葉に甘えさせてもらいます。
おやすみなさい」
リオはそう言ってほほ笑むと自分の部屋へ向かう
その後ろ姿に科学班のみんな見惚れていた
ガチャッ
(ふぅ疲れたー。少し寝よう)
ベッドに勢いよく飛び込む・・・少しするとリオの部屋からは
規則正しい寝息しか聞こえなくなっていた
第1夜 完結です!!
ミーティング
いやいや長かったー。
長くて読みにくくてすいません
駄作ですが第2夜もよろしくおねがいします