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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【星のカービィ】月のアルティンクル ( No.1 )
- 日時: 2012/03/20 20:11
- 名前: ざう ◆9/FLiib5HA (ID: ELEtmaFx)
第零章
宇宙で一番輝いている惑星“ポップスター”のどこかに存在している“プププランド”。
呆れ返るほど平和な国と言われているこの国の住民たちは、基本的にのんびりと暮している。この国は、自然が豊かでこれと言った事件などもなく、一言で言うならば“平和”と言えるだろう。
——その時、どこかの森の中でとてつもなく大きな爆発音が聴こえた。
「うっ……大丈夫かっ……?」
「…………生きてるよ……一応……」
森の中に横たわっている二人のまだちょっと幼い人間。その近くには破壊されたロケットがあり、恐らく誤って墜落してしまったと思われる。
人間の男は、女のほうに生存確認をする。かろうじて二人とも生きてはいたが、体や服装がボロついて、少しだが血も出ていた。しかし、いきなりのことで二人とも言葉を失っていた。
二人はボロボロになりながらぼんやりと空を見上げた。青空に、ほんの少しだけ雲がある快晴の空。その空の向こうから二人はロケットとともに堕ちてきた。ここがどこの惑星で。その惑星の何処にいるかさえ分からずにいる
そんな時、女は男にこう言った。
「…………ねぇ、寝ない?」
「……何言ってんだよお前。今こんな状況で安心して寝れるっていうのかよ?」
男の方は、女が突然そんなことを言い出したのだから、突っ込まずにはいられなかった。女はそれを言ったかと思うとすぐに目を瞑り、、そしてすぐに深い眠りについてしまった。
「……………どんだけ眠かったんだよ」
男は呆れてしまったが、相方が寝てしまったものだから、仕方なく、自分もその場に寝ることにした。
————青い空の下、プププランドにやってきた二人の旅人“アル”と“サン”
はてさて、どのような物語が待っているんでしょうか————
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