二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: インフィニット・ストラトス 黄金の転生者 ( No.5 )
日時: 2012/03/26 12:18
名前: キャキャロット (ID: ftamISp/)

ここは、IS学園の職員室。ここには、サイヤン兄弟が呼び出された。

「さて、お前たちにお届け物がある。」
いつもの口調で喋る女性は兄弟を呼び出した張本人、織班千冬である。

千冬は二つの小さな箱を二人に差し出す。箱には、ウサミミマークがイラストされている。

二人は、苦笑いしながら箱の蓋を開く。中には、アクセサリーと、手紙が入っていた。

手紙を読むと、

ジャジャーン、皆のアイドル束さんだよー。元気にしてたー?君たち兄弟に用意したISを送るよー。

ISって言っても『衣装』に近いかなー。でもでも、機能はISと一緒だから安心してね。

ゴジータ君は民族衣装をモチーフにした機体で、ベジット君は、山吹色のアンダーシャツとその上に青い胴衣とズボンを穿いて、白い手袋とブーツを付けた衣装だよ。

手加減をしやすいようにしたから、ガッツリ使ってね。あとおまけで、武器もセットしといたから、戦闘データくれたお礼だよ。

『金色の戦士』にもなれるからいざって時は本気でいってね。ていうか
君たちは、いつでも本気か。

またいつか会おうね、そん時はマッサージよろしくねベジット君。

ウサミミの束より。



「「……変わってないな」」

二人一緒に言う様子にフッと笑いながら言う千冬。

「変わるわけないだろう。、アイツはな。」

そして表情を変える千冬。

「ゴジータ、いや、ゴジータ師匠勝てますか?」

「先生…あのね、ここは学園なんですよ。たしかに昔剣術を教えましたけど、今は先生にISを教えてもらっているんですよ。師匠言うのは俺の方ですって。」
呆れた顔で言うゴジータ。しかし、表情を変えて答える。

「だが、勝てる。余裕でな。それより、昔一度セシリアに会ったことがある。」
ゴジータの言葉に反応するベジット。

「やっぱな。三年前位かな、イギリスの鉄道がハイジャックされたとき俺らが居合わせて鎮圧したんだよな。そん時いたのがオルコット家なんだ。」

「ああ、そしてオルコット家のが襲われて殺されそうになったとき、俺らが来て、セシリア一家を救ったんだが父親がな腰抜けで呆れたもんだ。」

昔話に耽る兄弟。

「またセシリアを助けるか。あのままじゃ成長しねぇぞ、態度でかいし負けた時とか結構精神に来るぞ。」
ゴジータがベジットに相談する。

「ああ、明日目を覚ましてやれ、金色の戦士でな。」
微笑しながら言うベジット。

「「それでは、失礼しました」」
そう言うと、二人とも瞬間移動をして戻っていった。

「私しかいないからってそれはないぞ。」
ため息をして言う千冬だった。