二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン【ポケスペ】—オカリナの少女— ( No.13 )
日時: 2012/04/02 16:08
名前: ガリュ (ID: F.VKszn7)



          4話【前】

 ミュウ達はオオソラシティにきていた。
「わぁ〜高いビルはあんまりないけどとてもにぎやかだな〜。」

ミュウたちが歩いていると、人混みの中から悲鳴が聞こえてきた。
ミュウは不思議に思って悲鳴がした方をみるが人混みと野次馬のせいで
見ることができない。

聞こえてきたのは「強盗よ!!誰か捕まえて!!」という声。

「強盗か。アキラだったらすぐにいくよね。
 よし!!フライゴ!!飛んでくれ!!」

野次馬や通行人の視線がミュウ達に向けられる。
視線がミュウに向けられているなかミュウはフライゴンに乗り、
飛び立つ。

そして辺りを見回していると、一人の人が人混みのなか
逃げていた。

(ふつう、人混みのなかにかくれると思うけど…。)
「フライゴ!あいつだ!」

フライゴンはミュウに指示され犯罪者を追う。
そして強盗犯が近道しようと、しきりの花壇にあがった時、
ツタージャをだし、【くさむすび】と命じた。
強盗犯は転倒する。

「ローダ!簡単にとれないように強く、あいつの足首に
 結ぶんだ!!」

野次馬たちが歓声をあげた。

そして数分後、警察が駆けつけ強盗犯は逮捕された。

ミュウはフライゴンとツタージャの頭をなでてやった。
そんなことをしてると、ミュウは一人の少年に声をかけられた。

「ねえ、君!写真撮らせてくれない!?僕、ルワっていうんだ!」
「写真撮ってどうするの?」
「アルバムに飾るんだ!いままでこういう人達とポケモンとか
 撮ってきたんだ!」

「別にいいですけど…。」

ルワと名乗る少年はきれいな顔立ちをしている。
年齢はもうすぐ20歳といったところだろうか。

ルワはミュウの写真を撮り始めた。

そして写真撮影が終わると、ルワはまたお願いをしてきた。
「ね!ね!君のポケモンみせてくれない!?」
「い…いいですど。」

そうしてルワはミュウをちょっとした森につれてきた。
「ここいらならポケモンの写真を撮るのにいいかな。」

ミュウはポケモン達をモンスターボールから出し始める。

「うっわ〜!!すごいポケモンばっかりだね!!強そうだ!」
「は…はぁ。でも、僕の指示があいまいだから…。」
「そうかな。」

(でも、人格が変わると指示の仕方がいいんだよなぁ〜。)

「それにしても、世界で一番美しいポケモン、
 ミロカロスをもってるなんて本当にすごいよね〜!!
 しかも、滅多にみられないゾロアもいるんて!」

「は…はあ。」


「ね、バトルって好き?」
突然の言葉に驚く。
「好きっていうか…ポケモン達を悲しませないように…やってるっていうか…。
すごいポケモンもってんのに弱いとか
言われたらポケモン達が可愛そうだから
バトルしてるてきな感じ。」
「じゃあ、ジム戦してみら?この街にジムが1つあるんだよ!」
「でも、勝つ自信ないし…。」

ミュウがポケモン達を見てみると戦いたいという目をしていた。

「ね?」

最後、ルワにおされてジムに挑むことにした。