二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン【ポケスペ】—オカリナの少女— ( No.14 )
日時: 2012/04/02 20:08
名前: ガリュ (ID: F.VKszn7)



         4話【中】

「ジムに挑むなら特訓しなきゃなぁ。」
「シングル、ダブル、トリプルバトルに
 入れ替え戦、勝ち抜き戦のなかから選ぶんだって。」

ミュウとルワはジム戦の準備をしていた。

「じゃあ、シングルで入れ替え戦にするか。
 何匹でやるの?」
「二匹以上ならいいんだって。」
「二匹で。」

ミュウは即答。

「決まったから特訓だね。僕でよければ相手をするよ。
 あそこのジムのエキスパートは…
 ひこうらしいよ街の名前にちなんでね。知らないけど…。」

「じゃあ、ライとミロだな。あ、じゃあ相手をお願いします!」
「いいよ!ひこうタイプはもってないけど君の戦いなら戦法
 を特訓すれば勝つね。」

「じゃ」
「「ポケモンバトルスタート!!」」

ミュウはライを、ルワはボーマンダを。
「いけ!ボン!【つばさでうつ】!!」
「ライ、【でんじは】!!」





そして、1時間後——…。

「はぁ、はぁ、疲れた〜!」
「お疲れ様。絶対勝てるよ!そうだ、今ポケモンセンターの回復マシン
 が修理中だった。げんきのかけらを使うしかないね。
 僕買ってくるよ。」

ルワがいこうとしたとき、ミュウが呼び止めた。

「まって!治せるからだいじょうぶ!」
「え!?」

するとミュウはオカリナをだし、吹き始めた。

〜♪〜〜♪〜♪

「きれい…。」

そして見る見るうちにポモンたちの傷が治っていった。

「すごい!!」
「たはは。これで明日もバッチリ。」

すると、街に知らせのチャイムがなった。

『みなさんジムリーダーの事情により、明日から一週間、ジム戦が
 受けられません。』

そして知らせの終わりを告げるチャイムがなった。

「え〜!?明日できないの〜!?」
「でも、君、旅してるんだろう?今日しか無理じゃない?」
「いまの時刻は…18時〜!?ほ…放送するの遅いよ…。
 しょうがない。いくか…。」
「僕も同行させてもらうよ。」

そしてジム内——。
ミュウは1分足らずでバトルを終わらせていき——。

「これは、これはすごいトレーナーが現れたね。私はジムリーダーの
 アスカだ。よろしく。おや、ルワも一緒か。」
「この人が強盗犯を捕まえたんですよ。」
「昼の事件か。やはり君は素晴らしいな。
 今日は久しぶりにいい日になりそうだ。」

アスカは微笑む。

「ポケモンバトルスタート!!」

審判員のかけ声でバトルが始まる。

ミュウはピカチュウを、アスカはムクホークをだす。

先手をとったのはアスカ。
「ムクホーク、【つつく】!!」

ムクホークのつつく攻撃をライは何とかかわす。

「ライ!!【でんこうせっか】!!」

だがムクホークはかわしてしまう。
「これも、策のうち!!【でんこうせっか】!!」
「ムクホーク、よけて!!」

アスカはムクホークに命じたがムクホークは動かなかった。
そしてライの攻撃はムクホークに直撃する。
ムクホークはそのまま床に叩きつく。

「ムクホーク!?なぜ避けない!? !?」
「ムクホークはまひしてるんですよ。」