二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン —新たな冒険— ( No.3 )
日時: 2012/03/31 20:20
名前: ガリュ (ID: F.VKszn7)



        1話【前】

 自然あふれるシラバナタウンで、一人の少年、いや、少女が
湖でトレーナーの特訓をしていた。

「うっわわわ!ミロ!!もうちょっとゆっくり…うわぁっ!!」

少女は湖に水飛沫をあげながら転落する。

ミロことミロカロスは落ちた少女を助け出す。
「助かったよミロ!蟻が十!」

少女の言葉にミロカロスは身震いをした。

「さあ、特訓の続き!」
少女はすべったことに気づいていなかった。

紹介が遅れたがこの天然の少女はミュウ。
外見、強いポケモンを連れているようだが、
トレーナーの指示があいまいでバトルに負けることが多数。
だが、そんなトレーナーにポケモン達はついてきた。


「じゃあ、次はウインディと特訓だ!!ミロはここで遊んでいていいよ!
 じゃあ、ライ達も置いていくよ。」

そう言うとライチュウ、ゾロア、フライゴンを
モンスターボールから出した。
そして遅れてウインディもだした。

「さ、ウイン!乗馬…もどき、乗犬の特訓だ!」

ミュウはウインディにまたがる。

「いけっ!」
ミュウの一声でウインディは駆け出す。

「ウインに乗るのは、慣れてきたなあ。じゃあ、もう少しスピードを…。」

スピードを上げたウインディの身体からは微妙に火がでていた。

「…ウインディさん…?なんか火がでてるようぉぉ!!!あちちち!!!」

すると、走っていく向こうにポケモンが倒れていた。
「ウイン、ジャンプ!!」

ウインは倒れているポケモンを飛び越して
急ブレーキをかける。

「ふう。危ない危ない。」

ミュウは急いで降りようとして落ちてしまった。
しかし、ものともせず倒れているポケモンに駆け寄る。

「大丈夫?怪我をしてる…。介抱しないと…。」
ミュウはポケモン抱き上げまたウインに乗っかる。

「ウイン、走って!!」

ウインディは町の方向に走っていった。

「みんなぁ!!まっててぇ!!」

そう、ミロカロス達に伝え、町にはいっていった。

「博士の家…。そうだ、博士のところなら…
   医療道具がそろってるかも…!ウイン!博士の所に…!」