二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【inzm】混ざり合った色が持つ輝き ( No.16 )
日時: 2012/05/22 20:31
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

Colors3〜VERMILION〜 小学校交流編

続けて南沢さんside

森「今週の土曜日は近くの小学校でバザーがあります。」

来ましたバザーネタ。
もうそのネタは飽きた、これ以上はやめるんだ。

森「PTAバザーに引き続きそちらに行ってもらうよ。」

強制デスカ?ソウナンデスネ。

佐「すいません、その日チームの方で試合があるんで行けません!」

豪「俺もです。」

2年生の先輩(2人)が早々に辞退。
2人とも、というか生徒会全員はサッカーをやっており各チームで休みの日に練習試合があるのは珍しいことではない。(勿論会長と瀬戸はマネージャー)

森「じゃあ他の5人で割り振り決めておいて。科学部の琥珀磨きの手伝いと美術部の石アート手伝い、生徒会のしおり作りだから。」

ピシャ

勝手に喋り、普通に何事もなかったかのように消えていった森口を見て悪態をつけたくなった。

茜「じゃあ決めようか。化学部の———…」

結果

琥珀磨き→天馬
石アート→霧野先輩&会長
しおり作り→俺&瀬戸

おいおい、しおり作りなんて柄じゃねぇぞ?;

茜「じゃあしおり担当の2人はそこらへんの画用紙を使ってクラフトパンチでくりぬいてねー」

ついでにクラフトパンチというのはよく穴あけパンチの容量でほしい形にくりぬける優れもの。
意外とダイ●ーとかで帰る。

ダス   ダス    ダス

この音はクラフトパンチで型をくりぬく音。
しかしそれ以外に、というかこれじゃなくてもっと大きな音が存在した。

辺「おい佐久間!でてこい!!」

ガン!!

大声で佐久間先輩に廊下に出るよう催促してくる明らかにガラが悪そうな顔の辺見先輩。

2年の間でもあまりいい評判がなく、勿論俺達1年生の間でもあまり好きという者はいない。

ここまではよかったのだ。

辺「さっさとでてこい!!」

取りだしたのは段ボールカッター。
なぜそんなものが!?
いつの間にか俺達がいない間に生徒会室に潜入して取り出したみたいだが…
今度はそれをブンブン振り回す。勿論被害は大きいだろう。

やばいと思った会長は扉を閉めて鍵をかけた。
女性の力だけでは足りないので佐久間先輩や豪炎寺先輩も手伝った。

ガチャガチャ          シ——ン

豪「…どうだ?;」

佐「あきらめた…かな;」

物音は消え、人の気配はなくなった。

豪「悪いがトイレ行きたいから開けていいか?」

佐「いなさそうだしいいんじゃない?」

そう、その考えが甘かったんだ。