二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【inzm】混ざり合った色が持つ輝き ( No.20 )
- 日時: 2012/05/27 21:18
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
瀬戸水鳥side
ダス… ダス…
生徒会室の空気がいつもより温度差がある。
いつもは佐久間先輩と豪炎寺先輩で話が盛り上がり、霧野先輩がPCを使って会長が仕事をしている、そんな状況だった。(それはそれでいいのか?;)
しかし今日は違う。
佐久間先輩と豪炎寺先輩はいつも通り雑談を、しかし他が違う。
天馬が掃除機片手にし、霧野先輩は段ボールの仕分けを、会長は少しソワソワしており仕事に手をつけられない状況。
南沢は…
南「………………ハァ」
かれこれ5回目のため息をつきつつ陰湿な雰囲気を醸し出しながらクラフトパンチで型をくりぬいている。
水「…;おい天馬、あたしがいない間に何があったんだ?:(ヒソ」
あたしはクラスの班長で会議があり、今やってきたばかり。
最初からこの生徒会室にいたであろう天馬に聞く。
天「篤が先輩のすn「言うなぁぁああ!!」すねを思いっきり蹴っちゃったんだよ。」
それは非常にまずい。
水「おい大丈夫かよ;中学じゃ小学校みたいに上下関係が緩いわけじゃないんだぞ?」
どこぞの部活では先輩より上手くできると殴られるという事実がすでに存在している。
南「ついさっき自分でも自重したばっかだよ…」
その後経緯は天馬から聞いたがその行動力はすごいと思う。
佐「大丈夫だって!あいつ『ぶっ殺してやる!』とか言ってても次の日には忘れてるし。」
しかしそんな言葉は今の南沢には届かない。
南「痣が残っているうちは忘れませんよ…『後悔先に立たず』とはよく言ったもんだ…ハハ」
佐「大丈夫だって!;あいつ馬鹿だから…」
酷い言われようだ。
霧「南沢君は英雄だよ!あの辺見を追い返したんだよ?誇っていいよww」
笑っている時点ですでに心に大ダメージを与えられた南沢。
顔が死んでいる。
次の日から1・2学年の間でこの事が広がったのは当り前と思うしかなかった。