二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【inzm】混ざり合った色が持つ輝き ( No.3 )
日時: 2012/04/13 20:56
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

南沢篤side

今日もやはり模造紙作り。
書いて書いて書きまくる。

やっと終わった!となったら陸上部がすごいいきおいで走ってくる。
そう、外は雨で校庭が使えない今運動部の彼らは廊下で走っている。
別にそこはいい、部活熱心だね…と言いたい。

しかし…作業ができない。

これは問題だ。
こうなればあの狭い生徒会室でやるしかない。

天「何だこれ、書きにく!」

生徒会室の床はじゅうたん。
非常に書きにくい上に文字がガタガタする。
それで対策として出したのは下敷き。
普段使わない下敷きがあってよかったと思ったのは初めてかもしれない。

天「なぁ南沢、お前が書いてくれない?」


南「断る。」
ただ少し可哀そうだったのでずれやすく書きにくい事を考えて手で角を抑えてあげた。

ドタドタドター…

水「陸上部は熱心だねー」

瀬戸はサッカー部。
俺もサッカー部だけど最近いけていない。
一応基礎は毎日やっているからいいかとは思う。
けどたまには顔を出さないと先輩達が怖い。

天「あーサッカー部行きたい。」

いや、この状況じゃまず無理だろ。
このとてつもなく忙しいピーク時に会長が行かせるわけがない。会長もサッカー部だけど。

茜「ちょっと、2人とも働いてよ!」

珍しく声を荒げた会長の視線の先にはさっきから何もやっていなかった2年生の豪炎寺先輩と佐久間先輩。
佐「俺のできる仕事ないから仕方ないじゃん!」

茜「文書いてよ!」

佐「だから…」

口論が始まる。

霧「山菜、今年の1年生は優秀だね。」

茜「ね!仕事やってくれるし…」

南「天馬、このプレッシャーは何だろうね。」