二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.135 )
- 日時: 2012/06/14 17:13
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第四十話 -戦い-
みんな、俺を家族の用に接してくれた。ただいつも疑問に思う
悠『俺の事怖くねーの?』
ジ『え?』
悠『・・・ノアだし』
ジ『ううんw友達だもん!』
今わかった。ジョニーはガキだ。考え方が
リー『沙羅、いつも誰かの話をしてくれてたんだ。それ、悠のことだろ?』
悠『・・・多分ね』
リー『ほらなww楽しそうだったぞ。お前の話をしてるとき』
悠『・・・』
ノアだということは忘れ、相手にしてくれた。・・・これがいつまで続くかな
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ファ「ハッどうした!?言葉が出ない程クタクタか?!ああ!?」
沙「ん?悠!!」
ファ「げ!」
遅いから心配して来たんだろうか。見られたくなかった。俺の無様な姿
沙「何してんの!?」
ファ「逃げろ!」
沙「待て!」
追いかけようとする沙羅の腕を掴んだ
沙「悠・・・?」
悠「行ってどうする?」
沙「怒るの」
悠「お前が怒ったって誰も恐れない」
沙「そんなことない!!」
悠「・・・お前は人に怒れない」
沙「何言っ—」
悠は何かを感じ、その場を離れた
沙「悠・・・?」
悠「・・・・っ」
頭が痛い。いや、全身がいたい。元帥からやられた傷が・・・
ただ何かに怯えている。何に怯えてるのかもわからないまま、壁によりかかる。
悠「メモリーに自我を飲み込まれたら・・・おしまいだ」
千年公?ノア?メモリー?何に怯えてるんだ?わからない。何も・・・
ル「ノアのメモリーって奴?」
悠「・・・」
汗だくの俺を、近距離でただ見つめるルカ。冷たくもない目付き。何が言いたい
ル「お前、いずれ沙羅を殺す事になんじゃないの」
悠「・・・」
ル「ノアのメモリーに飲み込まれたら・・・お前は居なくなるんだろ?」
悠「・・・」
苦しくて、言葉が発せない。言いたいのに・・・・伝えたいのに。眠気が襲う
ル「私は助けないよ。いつも一人でやってきたんだから・・・お前は」
悠「・・・っ」
ル「沙羅が弱いのはお前が一番知ってんでしょ。守るって決めたんでしょ。だったら・・・勝ちなよ」
悠「・・・・・・」
ルカなりの背中の押し方だな・・・。寝たらもう会えないかもしれない。起きなきゃ・・・進まなきゃ。クソ
悠「眠るな・・・眠るな・・・」
ナイフで手の平を何度も突き刺す。起きろ・・・痛みで眠気を飛ばせ
沙「悠・・・何してんの・・・?やめてよ!!!」
悠「・・・」
お前はいつもそうだ。来て欲しくない時に・・・来てしまう
悠「・・・なんでも・・・・・・・・・・ねぇ・・・・・・・・よ・・・・・・・・・・・・・・」
駄目だフラつく・・・
沙「悠・・・?悠!!」