二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.152 )
- 日時: 2012/06/29 19:32
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第四十五話 -不幸の雨-
ル「あれから沙羅、学校にくるようになったよ」
悠『・・・そか。よかったw』
ル「で・・・お前は幸せ?」
悠『・・・・・・・・・・・・まあね』
ル「なんで不幸なの」
悠『は!?』
悠は昔から、答えるときに嘘をついてたら、まあねって言う
本当の事を答えるときは、うんって言うんだ
悠『・・・友達作ってなくてさ』
ル「え!?」
悠『俺の友達は・・・お前等だから』
ル「・・・本当に悠はバカだねw」
コイツは何がしたいんだか・・・
ル「でもさ悠」
悠『ん?』
ル「沙羅・・・卒業式には参加しないらしい」
悠『・・・』
ル「卒業式の練習に一回も行ってないからって・・・」
悠『ルカ。アイツの電話番号教えろ』
ル『・・・え?』
チリリリリン
チリリリリリン
チリ..ガチャ
沙「ルカ。何度も言ってるけど、私は行かな—」
??『卒業式に行かないだって?』
沙「!!」
この・・・・・・声・・・
沙「ゅ・・・う・・・・・・・・・」
悠『学校行かないわ卒業式行かないわ・・・なんなんだお前は』
沙「だって!!私が行ったら足でまといじゃん!」
悠『俺、お前なんて大嫌いだ』
沙「・・・え」
悠『キモいしウザいし・・・ずっと嫌だったんだよね。はっきり言って・・・死んで欲しい』
なん・・・・・・・て・・・・・・・?
悠『卒業式行きたくないならいかなければいい。それだけ。じゃあね』
プツン
ル『お前そんな事言ったの!?』
悠「うん」
ル『お前・・・沙羅の事好きじゃなかったの!?』
悠「大好きだよ」
ル『は?』
悠「声を聞いた瞬間思ったんだ。コイツは沙羅じゃないって」
ル『・・・』
俺といたアイツは、明るくて・・・元気で。生意気で・・・
でもさっき話したアイツは
声が細くて。悲しんでいて・・・遠慮気味だった
悠「間違え電話だったかな」
ル『・・・ふ。まあ、今からご飯だから』
悠「オッケー。じゃあな」
プ—ッ プ———ッ ———ー....
ル『結局来なかったよアイツ』
悠「なんだよ」
ル『お前が言いすぎたんだろおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!』
悠「ハァ・・・・。・・・・・耳聞こえなくなんだろうがああああああああああ!!!!!!」
ウッセー・・・
ル『大体アンタが悪いんだろ』
悠「・・・仕方ないな。こういうこともあろうかと・・・」
ル『ん?』
悠「ルカ。あのな————————————」
ル『・・・!!・・・いいね。こっちは任せ時な』
悠「頼りにしてるぞ」
ル『うん!』