二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.155 )
- 日時: 2012/06/29 19:36
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第四十六話 -自我を忘れ-
パン!!!パパパパン!!
沙「え?」
ル「卒業おめでと〜沙羅!!」
呼ばれては来るなりクラッカーはなるなり・・・え?何これ
ル「サプライズだよ!沙羅、卒業式来なかったから計画したんだ」
沙「え・・・あ、ありがとう」
ル「で。計画してる人が隣の部屋に来てるから!さ、行こ行こ!!」
沙「え?誰??ちょ、待って!!;;」
誰がこんな・・・
!!!!!
悠「やぁ沙羅。卒業おめでとう」
沙「悠・・・・・」
その立ってる姿は凛々しかった
私の憧れてた姿を、また見ることが出来た
何事にも真剣で、楽しく・・・
悠「またこれからも一緒だよ」
沙「悠・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・——————」
————————————————————————————————
パチッ
ル「起きた?悠。いや・・・トリーブかな?」
ト「・・・メモリーの名前、よく知ってるんだな。エクソシスト」
ル「アンタの身体から聞いたのさ」
ト「・・・へぇ。アンタ誰」
ル「天条ルカ。アンタの身体・・・悠の親友」
これがトリーブか・・・
悠と似てるっちゃあ似てるな
ル「私を殺るの?」
ト「殺るっていったら?」
ル「・・・親友の身体だろうと容赦はしないよ」
ドンッ
時間を使うのはいくらなんでも卑怯だ
戻したり早くしたり・・・早くしたり?
ル「あんた、時間早くしたり出来んの?」
ト「さぁ?」
ル「・・・メンドイ奴」
見たところ武器は無さそうだし
どう戦うんだろうねぇ
ル「イノセンス発動」
ト「毛糸のイノセンスか」
ル「どうだろう?」
ト「・・・」
無闇に突っ込んだらやられる
でもいつまでも動かないんじゃ——
気づくと、トリーブは背後に回ってた
ル「な—」
ト「時間って早くすることも出来るんだよ。つまり・・・未来にお前が俺にやられる傷をさ」
その瞬間。全身に切り傷が出来た
血があふれる。ナゼ?
ト「今の時間に出すことも可能。その傷は、尖った石の切り傷。今からお前を壁にぶつけるから」
ル「ちょ!!」
けられて、アイツの予想通りに壁にぶつかった
何アイツ・・・未来予知も効果あんの!?
いやいやそしたら神でしょ!!;;
コ「ルカちゃん!?悠くん!?
ル「コムイ!」
やっちまった・・・
バレたらヤバイぞこりゃ
大騒ぎになる
沙「悠・・・ルカ・・・・・・?」
ル「!!沙羅・・・!?」
ヤバイ・・・今沙羅に見られたら・・・
トリーブが・・・
ト「・・・へぇ。お前が沙羅?」