二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.164 )
- 日時: 2012/06/29 19:38
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第四十九話 -妹のために-
沙『お母さん・・・お兄ちゃん・・・お姉ちゃああああああああああん!!』
家に帰ったら・・・家族みんなが、身体を紅に染めていた。死んでいる。そんなことはわかってた。でも・・・まだ一緒にいたかった。
だから・・・怪しい人物が生き返らせてあげる。という案にのったんだ。でも・・・罠だった
沙『おか—』
母『よくもアクマに!!』
沙『・・・え——』
アクマが私に襲いかかってきた。ヤラレル。そう思って目をつむった。でも・・・痛みはない
恐る恐る目を開けると、見覚えのある・・・憧れていた背中が見えた
沙『悠・・・!?』
悠『っ・・・!!』
悠の片目に、アクマの刃が入った。でも、そんな片目を隠して微笑んでくれる。私に心配を掛けない為に。
悠『大丈夫だよ・・・さ、行こうかw』
沙『ゆ・・・う・・・・・・?』
パチッ
沙「・・・う—」
ル「起きた?沙羅」
アレン・・・ラビ・・・みんな・・・・・・・・元帥もいる・・・・・・・・
沙「ここは・・・?」
ル「江戸に着いたんだ。さっき・・・ノアが消えたばっか」
沙「悠は・・・?ねぇ。悠はどうなったの!?」
ル「・・・」
なんで・・・黙るの・・・・?
ル「アイツはノアに自我を飲み込まれた。アイツが悠として戻ることはない。アイツはもうノアなんだ
悠の記憶も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・忘れてる」
沙「そんな・・・の・・・」
悠が・・・帰ってこないの・・・・・・・・・?
沙「夢はどうなるの・・・?ねぇ!!」
ル「沙羅!!」
ルカの袖をつかんでた。そんな私を、ルカはまっすぐな瞳で見つめて言う
ル「悠の事は忘れるんだよ。アイツはもういない。お前の知ってる悠じゃないんだから」
沙「・・・・・・嘘だヨ・・・・ダッテ・・・・・・ユうは・・・・・・・・・わたジの・・・・・・」
お姉ちゃんなんだ・・・・・なのに・・・・・・・・・
沙「嫌だアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
ル「・・・」
ア「沙羅・・・」
嫌だ嫌だ嫌だイヤダ!!!!!悠・・・お願い・・・・・・・・・・・行かないデヨ・・・
ト「へぇ。悠ってそんな奴なの?」
千「はい。結構厄介でしたヨ」
ト「・・・・・・・・・・・・・・・そっか」
千「?」
妹の為に・・・・・・・そんなこと出来るんだね
ト「なぁ千年公」
千「はイ?」
ト「扉って・・・何?」
千「!!!」