二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.182 )
- 日時: 2012/06/29 19:39
- 名前: ラン (ID: qs8LIt7f)
第五十話 -真相へ-
千「・・・どうしたんですカ?急ニ」
ト「いや。興味が湧いてね」
千「扉は・・・悠くんが作り出した、別空間でス」
ト「別空間・・・?」
千「はイ。扉の向こうにハ、何不自由ない世界が待っていまス。悠くんは・・・沙羅と暮す為ニ・・・」
千年公が泣いている
悲しいから
悠が消えることが
いあ・・・俺のせいでもう消えたんだよな
ゴメンな
千「・・・扉への行き方ハ、ブラジルにある一本の桜の木でス」
ト「桜・・・?」
千「はイ。一回その木を切るためニ、アクマを村人としておどしたんですけどネ」
ト「けど?」
千「悠くんが・・・戻したんですヨ。扉だと言うことは知らなかったと思いますがネ」
ト「へぇ。ねえ、千年公。俺も方舟行っていい?」
千「・・・・・・・・・いいですヨ」
よし
会いに行こうじゃねーか
沙羅ん所にさ
沙「・・・みんな・・・っ」
ア「っ!!」
ロードとティキ・・・ノアが2人いる
アレンはティキと・・・ラビはロードに・・・
どうして見ていなきゃいけないの?
ねぇ・・・この箱から・・・出してヨ・・・
ルカも・・・見てないで出ようとしてよ!!
??「Bon dia.」
沙「・・・!!」
聞いたことのある声
言葉
それは、ポルトガル語で''おはよう''だった
??「違うか・・・終焉迎えるんだから—」
沙「悠!!」
ト「・・・」
ル「お前・・・!」
ト「やぁ。お二人様」
ティッキー意外とやるじゃん
ト「・・・ロード」
ロ「なぁに?」
ト「別空間に移動させろ。俺が二人を破壊するから」
ロ「・・・夢の中ぁ?」
ト「そうだよ。早く」
ロ「・・・嫌だよぉ」
ト「お願いだよ」
ロ「・・・戻ってきてね」
ロードに惚れた
その笑顔に
その優しさに
その温かさに
そのぬくもりに
俺は心を奪われたんだ
ありがとうロード
最後まで優しくしてくれて
もう戻って来れないかもしれない
ここからは・・・沙羅とルカじゃなくて
俺と黒井悠との闘いになるかもしれないから
ト「行ってきます」
何気ない笑顔を見せた
アイツは生きている
そんな感触があるんだ
沙羅想いなアイツが・・・
そんな簡単に倒れる筈ねぇ
だからといって負けるワケにもいかねえけどな
ありがとうみんな
ありがとう千年公
ありがとうロード
ありがとうティキ
ありがとうアクマ
ありがとう家族よ
言い残したいのはそれだけさ
俺は闘うよ
みんなと俺自身の為に
さぁ、夢の続きへ・・・———