二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.192 )
- 日時: 2012/06/29 23:55
- 名前: ラン (ID: qs8LIt7f)
第五十四話 -幸せと不幸-
起きたら、目の前にはルカと沙羅...みんながいた
??「・・・」
沙「悠?トリーブ?」
闘い...終わったのか?
方舟の崩壊も止まってる
??「・・・」
静かに笑ってみせた
沙「悠・・・悠!!」
悠「あ、バレた?w」
沙「当たり前じゃん!心配したんだよ・・・私・・・」
悠「・・・ありがとう。沙羅。・・・・・・ありがとう」
抱きつく沙羅の背中を
優しくさする
懐かしい温もりだった
ア「起きたんですね」
悠「アレン・・・ありがとうな」
ア「いえ。それで・・・これからどうするんですか?」
俺にはもうノアの力なんて
メモリーなんてない
でも・・・教団は信じないはずだ
・・・
沙「悠」
悠「ん」
沙「別の家で・・・暮らそう」
悠「!!」
嬉しい気持ちは山々だよ
でもな沙羅
そんな事言ったらお前らの仲間が・・・
ア「悠。沙羅をお願いしますよ」
ラ「いつでも帰ってくるさ〜」
神「・・・」
・・・・・・・・・・・・
沙羅
お前は本当に良い仲間をもったね
悠「言われなくても大事にするに決まってんだろ。バーカ」
ア「・・・はいw」
ラ「二人で仲良くさ〜」
ラビが沙羅と俺の手をとり
無理矢理握らせた
・・・
悠「ずっと一緒だよ」
沙「・・・うんw」
方舟の外に出るなり、俺らは逃げた
元帥に見つからないように。手をつなぎながら
ノアの手に届かない場所へ
幸せにくらせる場所へ
二人だけの居場所へ
さぁ、行こう
-ブラジル-
沙「・・・桜」
桜[お久しぶりです]
悠「お前が・・・扉なんだろ?」
桜[・・・はい]
悠「入れてくれ」
また・・・二人で—
桜[・・・開けますよ]
沙「うんw」
桜が桃色に光って
透明な扉が出てきた
扉が開き、俺等を待ち構えている
行こう
沙「悠・・・?悠!!」
悠「!?沙羅!」
沙羅が扉の中へ吸い込まれていく
手をつかみ合うので精一杯だった
悠「っ・・・!!おい桜!どうなってんだよ!」
桜[・・・・・・]
気絶してる・・・?
手が・・・・離れる・・・
パッ
悠「!!沙羅!!!!」
沙「・・・・・・・・・・・・・・・悠・・・?」
沙羅が吸い込まれた後
俺もどんどん引きずり込まれていく
悠「っ・・・!何だよ一体!!」
扉って・・・なんなんだよ・・・一体!!!!!
千「!?」
ロ「どうしたのぉ?千年公」
千「悠くんガ・・・扉に入りましタ」
ロ「え?」
千「楽しみですネ。どちらが死んでどちらが生きるか」
悠「・・・ん」
目が覚めたら、真っ暗な部屋にいた
目の前には沙羅が寝ている
沙「悠・・・?」
悠「ここは・・・」
脳内に直接声が聞こえてきた
<時間制限ハ十二時間。二人デ殺シ合イヲシロ。生キタ方ダケガ元ノ世界ニ戻レル。ドチラモ死ンデモ可。ドチラモ生キルノハ不可能。十二時間以内ニ決マラナカッタ場合、オ前等ガ出会ッタ者全員ガ死ス>
第一章 完結