二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.236 )
日時: 2012/08/19 16:26
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

第三章    第六十八話 -僕の気持ちを-




ああ・・・また駄目だった
ボクの体が見える
無様な僕の残骸

そして
沙羅の泣き顔も

沙羅
君はやっと見つけたんだね
ボクよりも大切な人を・・・。



            -ブラジル-

沙「・・・え?」
肬「縁を切ろう」
沙「何言って・・・」
肬「ボクはお前を傷つけすぎた。これ以上傷つけたくない。ボクが居ない方が幸せだよ。
    ・・・それに、ボクより良い人なんてこの世にたくさんいr」
沙「フザけないで・・・」
肬「え?」
沙「それが私の幸せって・・・勝手に決め付けないで」
肬「・・・沙羅」
沙「私は肬に支えられてる。肬がいなかったら私・・・自殺してるよ」
肬「そんな大げさな」
沙「本当だよ」
肬「・・・。でも俺より良い人はきっといる。ソイツを、必ず見つけろよ」






沙羅は見つけた
姉妹で争うほど
気まずいものはない

妹二人に嫌われてさ・・・ホント
馬鹿じゃねーの?ボク

・・・トリーブ

—何

最初から手伝う気なかったでしょ

—当たり前だ。

・・・ゴメンね。あっさり死んじゃって。転生しすぎだね。トリーブは

—どっかの誰かさんのせいでな

ふ。・・・ありがとう。

—良かったな

何が?

—・・・お前が「扉」なんだろ。アイツ等二人の

・・・バレてたのね

—見守れるじゃないか。姉妹一緒にハッピーエンドって奴?

お前に言われたくないよ。でもね

—ん

何だろう。嬉しいんだ

—・・・・・・よかったな










悠「・・・沙羅」
沙「大丈夫。・・・ルカ」
ル「・・・私だけ酷い扱いだよ」
悠「四人も使う程作者の体力はないぜ」
ル「まあね」
快「死ね悠」

何か聞こえたぞ
空耳だな

ル「まあ・・・これからどうすんの。教団行くのかい?」
悠「教団行ってどうすんだよ。居なくなりますっつったって・・・許可得られるわけねーだろ」
沙「行きたい」
ル「え?」
沙「アソコ」

ルカは俺等の事について
一人教団に知らせるために帰った

一方俺達は、肬の首を持って
○○国に行った

町中がざわめく

??「あ・・・王女・・・様!?」
悠「久しぶり、みんな」
??「王女様が・・・王女様が帰ってきた!!!」

城の者も出てきて、歓声を上げる

メ「王女様・・・!!」
悠「久しぶり、メイ」
メ「そちらは・・・・・・。!!!!沙羅様・・・ですか!?」
沙「え、様なんてそんな」
メ「沙羅様もおかえりになられました!!!」

歓声はもっと大きくなった
白紙が家中から舞い
まるでパレードだ

悠「どうだい沙羅」
沙「え?」
悠「ここが、俺達の家だ」

少し自慢げに笑った