二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.64 )
- 日時: 2012/05/28 18:37
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第二十三話 -元帥の襲来-
悠「お前・・・何して・・・」
ル「ああ、言わないでね?一応、エクソシストってやってんのw新人が怪我したみたいでwお見舞いだよ」
悠「エクソ・・・シスト・・・・・・?」
ルカの胸元をみると、教団のマークが付いている
ル「ああ、エクソシストっていうのは—」
悠「いい。俺には関係ないし」
ル「そっか。どう?沙羅と最近会ってる?」
悠「・・・・・・いや。お前は?」
若干震えた声で言った。でも、ルカは気にしない
ル「うちも会ってな〜い。会いに行こうとした瞬間に、エクソシストが来てさ・・・連れていかれた」
悠「それから・・・会ってないと??」
ル「うん。そうなるね」
悠「急いでるんだろ?速く行け」
ル「あ、ここで待っててね?すぐ戻ってくるから」
悠「わかったから速く行け」
ルカは走って病院に向かった
新人というのは、たぶん沙羅とアレンのことだろう
アイツは沙羅がエクソシストだということを知らない
それにアイツ・・・銀色のコートじゃなくて・・・金色のコートだった・・・
沙「ああああああああああああああああああああああああああ!!!」
コ「沙羅ちゃん・・・沙羅ちゃん!?」
沙「いや・・・やめて・・・頭が・・痛い・・・・・・止めテェエエエエエエエエ!!!!」
脳内に響く、''沙羅''という声。声の主は、考える暇もない
ただ、恐怖でいっぱいだった。これも、私の記憶に関係しているの?
悠・・・助けテ・・・・・・・・助けてよ・・・・・
沙「!!うわあああああああああああああああああっ!!」
蘇ってくる
失われた記憶
声もない
ただ
映像が映るだけ
ただの・・・無駄な映像
違う
写っているのは、笑っている自分と
悠だった
悠・・・連れていって・・・・・・私の過去へ
悠・・・—
叶えてくれない
連れていってくれない
どうして?悠
どうして今・・・私はこんなに苦しんでいるの?
教えて・・・ねぇ?どうして・・・?
沙「ああ・・・う・・・ぁあ・・・・・・」
ダンダンダンダンダンダン
廊下から、足音がする
音が段々と大きくなってきて、ついにドアが開いた
私は、目を大きく見開いた。そして、目を指でこすって再び見る
沙「ルカ・・・?ルカ!!!」
ル「ん?え?沙羅?なんで?ちょ・・・コムイ〜〜・・・どういう事〜??」
コ「え・・・知り合いなのかい?」
ル「知り合いってもんじゃないよ。親友だよ。な?」
沙「あ・・・・・・うん・・・。ルカ・・・その服・・・」
目に入ったのは、私たちの団服とは違う
金色のした団服だった。