二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.73 )
- 日時: 2012/06/29 19:19
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第二十六話 -夢の舞台-
沙「秘密・・・秘密の・・・・・・場所・・・・・・・」
ただ、足が進む。勝手に動く
私は勝手にドアをあけ、歩き続ける。気がつくと、あの桜の木の目の前にいた。
沙「桜・・・?」
桜[どうしたんですか・・・?]
沙「私・・・どうしてここに—」
??「沙羅・・・?」
声をした方を振り向けば、そこにいたのは・・・
沙「悠・・・」
悠「お前・・・入院してんじゃねーのかよ」
沙「勝手に身体が動いて・・・」
悠はゆっくりと、右眼辺りにつけていた包帯を外し
またゆっくりと・・・目を開けた。そこにあったのは、赤く染まった瞳
沙「左右瞳の色が・・・違う・・・・・・」
悠「・・・これがお前の命を庇った結果さ」
沙「え・・・?どういう事!?ねぇ・・・教えてよっ!!」
悠「・・・・・・・・・・・・時」
沙「え?」
悠「お前が次の任務に行ったら・・・迎えに行く。だから・・・それまで待ってろ」
沙「いy———・・・・・・・わかった」
悠のまっすぐな瞳には、かなわなかった
信じる。悠を・・・次、教えてくれると
沙「わかった。それじゃあ・・・またね」
悠「ああ」
沙「元帥の護衛ですか?・・・私一人だけ・・・ルカの・・・?」
コ「そうだよ。まぁ・・・ルカちゃんは居場所は大体限られてるから・・・大丈夫だよ」
沙「・・・はい。アレン達は?」
コ「クロス元帥の護衛」
沙「いや・・・どこにいるんですか?」
コ「この近くで散歩してるから、見つけに行ったらいいよ」
沙「ありがとうございます」
なぜ病室から抜け出したのか、コムイさんは質問してこなかった
たぶん、気づいてなかったのかな・・・
沙「あ、アレン!・・・・と?」
ラ「ラビさ〜」
ア「僕達と同じ、エクソシストです」
沙「あ・・・そうなんだ・・・・・・。よろしくwちょっと質問していい?」
ア「はい・・・なんですか?」
沙「アレンとラビ?は・・・この''戦い''が終わったらどうする?」
ラビとアレンは、固まった。無理もない
考えたことないと思うけど・・・
ラ「ん〜・・・俺は多分ブックマン継いでるな〜」
ア「よくわかりませんねぇ・・・」
ラ「そういう沙羅はどうなんさ〜?」
まさか聞き返してくるとは思ってなかった
ラビの心は読みにくい
沙「・・・夢を叶えるんだ」
全「え?」
沙「小さい頃から変わらない・・・''歌手''になるんだ。友だちと・・・バンドを組んでw」
沙羅の短い髪が、風に揺られ
いつもより、沙羅の笑顔が大きく・・・広く見れた
ラビとアレンは沙羅の笑顔を1秒長く見ていた