二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.74 )
- 日時: 2012/06/29 19:21
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第二十七話 -始まりの扉-
沙「・・・聞きたかったのはそれだけwじゃあね」
ラビとアレンの別れの言葉を告げずに、私は二人の場を去った
私は・・・もう決めたんだ
ルカを見つけたら・・・この事を話そうかな
-ロシア連邦-
沙「サムひぃい・・・あ、ルカ!!・・・元帥」
ル「ルカでいいよ」
沙「ノアの狙いは、ルカの所有してるイノセンス・・・一度、教団に戻ろ」
ル「へぇ。わかった・・・帰るか」
沙「ねぇ・・・・ルカ」
話そう・・・今・・・・・・
沙「私・・・悠と逃げようと思ってる」
ル「・・・え?」
沙「争いから逃げたいなんて思ってない。立ち向かいたいよ。でも・・・私、悠と一緒にいたい。また・・・二人d—」
ル「悠もそう思ってると思うけどね」
沙「・・・ぇ?」
ル「いいんじゃない?でも・・・その場合、沙羅とアイツは、追われる身になるよ」
追われる身・・・わかってる
それでも・・・
沙「それでも、私は・・・悠と一緒にいたい。1秒でも長く」
ル「ハァ・・・悪いけど、私はアンタ等のお世話係じゃないんだよ」
沙「え?」
ル「悠が引っ越してから・・・ちょくちょく連絡あってたのよ。そんで、毎回言ってくるのが・・・''沙羅に会いたい''」
沙「・・・!!」
顔が赤くなった気がする
悠が・・・他の人にそんな事を言っていたなんて
ル「アンタが望むなら・・・悠はそれに応じると思うよ」
沙「ルカを教団に連れていったら・・・悠は、私を迎えに来る」
ル「え?」
沙「私の脳の時間を・・・戻してくれる」
ル「・・・それじゃアイツも、沙羅と同じ考えだったってワケね〜・・・」
それからルカは、ブツブツと独り言を言っていた
何を言っているのか、私にはルカの小さな声は聞き取れない
ル「わかった。二人がそうしたいならいつでも行きな。ソノ変わり・・・何かあったらすぐ言ってね
ずっと・・・待ってるからさ」
沙「・・・うんwありがとう!」
ル「じゃ、先に教団行くから〜」
沙「え!?」
ル「速く悠に会いたいでしょ?んじゃね」
沙「あ・・・待ってよ!!;;」
ルカは、尋常じゃない速さで、この場を後にした
と同時に、悠が現れた
沙「わ!!悠・・・」
悠「・・・」
包帯を外してきている。フードをかぶっていない
悠の素顔・・・。
悠「気持ち悪くなるかもしれない。どうする?半分だけにするか?」
沙「気持ち悪くなってもいい。全部・・・一気に思い出させて?順番に・・・」
悠「・・・・・・わかった。いくぞ」
沙「うん」
回復率・・・・75%