二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -消えた扉- ( No.76 )
- 日時: 2012/06/29 19:22
- 名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)
第二十八話 -春夏秋冬-
千「!?」
千年伯爵は、何かを感じ取った
レ「伯爵タマ??」
千「記憶の扉・・・」
レ「記憶の扉がどうしたレロ??」
千「悠くん・・・記憶の扉をこじ開けようとしていますネ」
レ「レロ!?悠タマが!?」
千「はイ。でも・・・無駄ですヨ。その扉はもう・・・消えたんですかラ」
すいませんネ・・・悠くン
悠「''春夏秋冬''」
戻せ
沙羅の・・・失われた記憶を・・・・・・——
ビリビリッ
悠「っ!?」
戻せない
沙羅の脳内の時間が
戻そうとしても、全身に激痛が走る
否
決して、脳が起動することがない
どういう事だ?確かに、沙羅は時の紋章の中で寝ている
戻す準備は出来ているんだ
速く戻さなければ、戻していった沙羅の時間が
また巻き戻される・・・
悠「クソッ・・・誰だよ。こんな事・・・」
誰かが仕組んだか?
それとも・・・千年公?
悠「千年公・・・?バカ!!」
千年公がそんな事するワケない
千年公は・・・・・・
悠「あれ?」
俺はいつ・・・千年公に出会った?
俺はいつ・・・沙羅と別れたんだ?
俺はいつ・・・記憶が途切れたんだ・・・・・・?
悠「待て・・・ちょっと待てよ・・・・・・」
俺の記憶が・・・・・・ナイ
俺が忘れたから・・・沙羅の記憶が戻せねーのか?
ジリジリリリ・・・
沙「あ・・・う・・・・・あああああああああああああああああああああ!!!」
悠「!!」
沙羅の目が充血し、苦しんでいる
このままだと・・・沙羅の命がおしい
悠「やめろ・・・沙羅・・・・・・」
沙「あああああああああああああああううう・・・うあああああああああ!!!」
悠「沙羅ああああああああああああああ!!」
その時、互いのネックレスが銀色に光った
と同時に、沙羅の絶句も収まり、時の紋章も消える
悠「沙羅!」
すぐに沙羅の元へ駆け寄る。地面には、紋章の跡が残っている
悠「ネックレスが・・・」
ネックレスは、まだ銀色に光ったままだった。ただ、光続ける
悠「何を伝えたい?イノセンス・・・。ん?イノセンス??」
なんで俺は今
イノセンスだとわかったんだ
桜[気づきましたか?]
悠「桜・・・?」
桜[沙羅のイノセンスの名は・・・''桜吹雪''桜だけでなく・・・<吹雪>も含まれているんですよ]
悠「それがどうし・・・。まさか・・・」
桜[はい。まさに、''春夏秋冬''イノセンスは沙羅の左手ではなく・・・ネックレスだったんです
左手がイノセンスならば、十字架があるはずでしょう?]
じゃあ・・・
悠「じゃあ・・・沙羅のイノセンスの能力は・・・」
桜[はい。''桜と雪''悠・・・あなたのネックレス・・・イノセンスの能力は、''水と光''です]