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◎羽月リリ様の小説の感想◎

　第一印象は「キタこれ！」でした。少年陰陽師全巻読破（最新刊まだ読んでないorz）したファンとしては、とても楽しめました^^
　まさか螢と比古まで出てくるとは……。風音は出てくるだろうなとは思ってました。六合がいるので。まさか比古まで……。良い意味で予想を裏切られましたｗ
　
　原作の感じがそのまま出ていて、とても読みやすかったです。
　ただ、会話文の後に「——が言った」「——が言う」というのが続いたりしたので、そこをもう少し工夫すると、またレベルの上がった文章になると思います。

＜例＞
「本当に可哀想な昌浩君」
「黙れ、もっくん」
昌浩が笑顔で言った。
　↓
「本当に可愛そうな昌浩君」
「黙れ、もっくん」
　笑顔で返す昌浩だが、その顔は一ミリとも笑っていない。

「ねぇ、昌浩。今日のテスト出来た？」
学校の帰り道。彰子が訊いてきた。
　↓
「ねぇ、昌浩。今日のテスト出来た？」
　学校の帰り道。隣を歩く彰子が、やや引きつり笑いを浮かべる昌浩に問うてきた。

　個人的にとても面白かったのは、朱雀と昌浩のやりとりです。あぁ、やっぱり現代でも朱雀は天一にぞっこんなんだなぁと、ほほえましかったです^^

　なんか生意気なことばかり言って、すみませんでした＞＜