二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: いつまでも君を〜〜  銀魂 ( No.20 )
日時: 2012/05/15 21:53
名前: 音羽 (ID: ipQHNCn8)

第十一話


 坂本(爺)が言うだけ言って消えるころには。そろそろ夜明けも近くなっていた。
 つーか、俺いつまでここにいるんだ?銀也が死ぬとか、俺それ分かるんか?
 普段動かさないような脳を使ったせいか頭が痛い。

 布団の上でぼーっとしていると。

「銀時さん、朝だよ。おきな。」

時子のシャキッとした声が聞こえた。

「あー・・・」

ふすまがあいて、

「あぁ、起きてたんかぃ。おはよう。」
「ああ・・・おはよ・・・」

 おはようって気分でもねーんだが。まあ、起き上って時子と一緒に朝食のおいてある部屋へと向かうと。

「あんた、銀時さん連れてきたよ」
「おお、おい銀時、てめーお時に起こされてんじゃねーよ」
「起こされてねーッつーの。お前が起こしに来ればよかったんじゃねーのか、銀也?」
「へー?居候のくせにずいぶんな口聞くじゃねーか」

 そこには、いつもと変わらぬ銀也が、いつもと同じような感じで待っていたのであった。