二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: いつまでも君を〜〜  銀魂 ( No.30 )
日時: 2012/07/07 21:34
名前: 音羽 (ID: OBZwk3oo)

第二十話

 さて、いよいよ合戦。

攘夷戦争、最初の、一番過激な戦いが始まる。

・・・というわけで、ここからは銀時ではなく、地の文でお送りします。


「銀也さん、あんたほんとに大丈夫?」
「馬鹿野郎が。おれをなめんじゃねーよ。それとな、さんづけやめろ。気持ちわりぃ」
「はぁ?気持ち悪いってなんだよ。俺はなぁ」
「気持ちわりぃつったら気持ちわりぃんだ。やめてくれ」

ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー。

「おい、やめろ」

次郎長の制止の声。

「・・・じゃあ銀也?お時さん泣かすんじゃねーの?だいじょーぶ?」

「何回いったらわかるんだ馬鹿野郎。おれはそう簡単には死なん」

 腰にぶら下げた刀を少し抜く。それにこたえるように、銀時も同じようにして。

「お時なかさねーって、約束する」
「・・・・お、おう」

 カチン

刀同士の打ち合う音が、騒がしい中でやけにはっきりと響いた。