二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: いつまでも君を〜〜  銀魂 ( No.32 )
日時: 2012/07/17 21:31
名前: 音羽 (ID: Zi25tHnC)

第二十二話

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「ひ、ひ、ふー」

・・・いやそれ違う。

相手陣地のど真ん中。
いつの間にか、味方の姿は見えなくなり、背中合わせの銀也と銀時2人のみに。

「こりゃちょっとやべぇな」
「おい、さっきまで心配いらねーだろとかほざいてたのどこのどいつだ」

「・・・うっせーーよ!そん時はそん時だコノヤロー」

それに・・・と言葉を濁す銀時。

「?どしたんだ銀時」

「・・・・・いや。何でも」

お前が死ぬかもしれねーんだよ。

とは、いえるはずもなく。
しばらく銀時が口をつぐんでいると、銀也が口を開いた。

「あのさ。まあ、なんだ」

「?」

「おれな。お前とは初めて会った気がしねーんだよ、何でかは知らねーけど」

「・・・」

「なんでなんだろうな。すごく懐かしい」

「・・・・・銀也?」

「・・・・だからさ」

背後で、銀也が刀を握りなおす気配がした。

「お前になら・・・」


「おい、銀・・・・」





























ずるり、と。








銀也の姿勢がくずれた。