二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: いつまでも君を〜〜  銀魂 ( No.34 )
日時: 2012/07/25 19:38
名前: 音羽 (ID: DCYzUd.4)

ぽた

ぽた

ぽた ぽた ぽた ぽた ・・・・・・・・・・・





第二十三話




「時子さん。こんばんわ」

銀也不在の坂田宅に、夜遅く竜次郎が訪ねてきた。

「あぁ、竜次郎かぃ。どうしたんだい?こんな夜遅くに。親御さん心配してるだろうに」

「父上に言われてきたんです。時子さんが不安がってたらいけないだろうって」

にこっと笑う竜次郎に笑い返して、時子は外を見やる。
いつの間にか黒い雲が立ち込め、雨がしとしとと降っていた。

「不安がっているわけないだろう?竜次郎は銀也の剣技をしらないのかぃ?」
「知ってるよ!僕は先生の生徒だよ?僕に剣を教えてくれたのは先生です。だから何も心配してないよ!」
「そうだね。それに今は銀時さんもいることだし」
「あのお兄さん強いの?」
「強いだろうさ。銀也ににてるだろ?」

うーん・・・・・
しばらくうめく竜次郎。

「そうだね。似てるかも」



そう、似てるんだよ。

だから、




銀也、銀時。


私は。




あなたたちを信じてる。