二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: いつまでも君を〜〜  銀魂 ( No.37 )
日時: 2012/08/17 20:10
名前: 音羽 (ID: lU2b9h8R)

第二十四話

「おい!おい銀也!しっかりしろ!」

戦が終わり。

ここは、志士の陣営内。たくさんの負傷兵とともに、銀也も横たわっていた。

「大丈夫だよオレは。・・・銀時。家に帰ろうか」
「・・・・は?」

「負傷兵は帰っていいんだよ。お時も心配してんだろう、帰ろう銀時。
お前まで危険な目に合わすわけにはいかねぇ」
「親父みてえなこといってんじゃねえよ」

わざと軽く流そうとする銀時を静かに見つめる銀也。

「・・・とにかく。かえろう」

その真剣なまなざしに少し押されて、銀時は思わず了承してしまった。

「・・・・お、おう」

「よし」

そして、傷をかばいながら立ち上がる。そのまま次郎長の元へ行き。

「銀時とともに、帰らせていただきます。すみません」

手をついて謝った。
次郎長は何か察したのか、何も言わずにただうなずいた。

「銀也、こんなことしてほんとうにいいのか?金が目当てじゃなかったのか?」

「死ぬかもしれねえっていったのはてめぇだろうが銀時。最後に、人目くらい妻の顔を見てもいいだろ」





「・・・・・・・・・おい、何言ってんだよ」