二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: いつまでも君を〜〜  銀魂 ( No.81 )
日時: 2012/12/14 21:58
名前: 音羽 (ID: Zu8q9/bj)

第四十六話

「機械をてめぇが壊して、とばっちりくらって俺はどっか得体のしれんことに巻き込まれたってか? おいおいおい、ふざけんじゃねーぞ。なんで俺がてめぇのことに巻き込まれなきゃいけねーんだ」

銀時は天然パーマをかきながら、面倒臭そうにつぶやいた。

「そーなんぜよー。すまんのー。アハハハハ」

「だから、笑ってんじゃねえって! 何お前、ふざけてんの? 面白いの? 何が面白いの?」

あきれて目が死んでいく銀時。先ほどからずっと何かにつけ笑い続ける坂本は、銀時の言葉を真剣に聞こうとしていなかったが。

「おい! …ほんとに教えてくれ。頼むから…」

「ハハハ…………のう銀時」

“金時”から“銀時”へと呼称が変わり。

「スマンが…今日はそれを話すためにきたんじゃないが。今は話すわけにはいかんと。話してしもたら、いろいろとまずいんじゃ。気になるんじゃろーけど、すまんが忘れてくれ」

真剣味を帯びた声で、そう、言った。