二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 短編募集 ( No.106 )
- 日時: 2012/08/27 13:33
- 名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)
- 参照: 英語表記の上の()は読み方です、多分あってる;
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*
「♪ black a rose of undeetaker moth,〜」
「その唄は・・・?」
「まだ続きはあるから、聞くなら最後まで聞いておくれ・・・」
暗い静かな廊下にコツコツと二人分の足音が響く。
そこに、小さな歌声。
(いつも 眺める のは 黒い 薔薇 の 結末)
「♪ always look at nowa black a rose of an end.〜」
「黒い薔薇の結末・・・」
(だが とある 人は 違った)
「♪ but Certain manha unlike・・・・.
ネェ、校長先生。校長先生の敵だったヒトは、薔薇の花弁にすらなれなかった」
「・・・・・ええ」
唄が、途切れた。
ハリーは、黒い薔薇の葬儀屋は何が言いたいのかわかったような気がした。
*
「よしきた!夕飯だぁぁ!」
「絶命日パーティとか面白そうだよね?」
「え・・・・」
苦笑いで誤魔化すハイテンションなライク。それに対しまた危険だというのに本を読みながら歩くアルバス。
「そういや、レイアーは?」
「カトレアの所」
時間は着々と進んで行き、もう夕食の時間だった。
アルバスとライクは大広間へ向かっていた。
・・・・・だが。
大広間の少し前に着くと、大きな悲鳴と音。物が壊れる音もする。
「なっ・・・!」
二人は駆け出した。
「な・・・んだこれっ」
砂埃と煙がすごく、ゴホゴホとむせるライク。
近くでバサッという本の落ちる音。
「アルバスッ、向こう行こう!ここじゃ見えな———」
手探りでアルバスの手を掴むと——
「ッ!!?」
ぬるっと手が滑る。ばっと手を自分の目の前ギリギリに持っていくと——
僅かに見えた、紅い色。
「ああああ、アルバスッ!!」
ライクは驚きつつも、もう一度みやすくなってきた視界でアルバスを探す。
——ライクの眼に映ったのは、黒いローブが紅くなっているところ。