二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 ( No.140 )
日時: 2013/01/25 07:55
名前: 蒼聖(短編途中すみませんっ;) (ID: ULeWPiDO)
参照: ・・・チェス法をもう一度勉強しに行かないと(ry



「あんの野郎ッ・・・」
「・・・いい加減落ち着けよー、アルバス」

アルバスは相当イライラとしていた。
どうやら、今まで何回かあのようなクソガキの面倒は
見ていたりしていたが、今回のはなぜか気に触るらしい。

表情が変わらないので、普通の生徒には分からないだろうが・・・。

これは、相当頭にきている様子。

次は『薬草学』の授業だった。
教室に着いたとき、彼が呟いたのは、
「・・・あいつ、男子生徒じゃない」

「「へ?」」

ライクとレイアーが声をそろえる。

「あいつ、女生徒だからむやみやたらに殴るわけには行かないし」
はぁー、とため息をつくアルバス。
「・・・え、あ、ちょっと待て」とライク。

「何?」
「その、何で女って分かったんだ・・・?そりゃ女みたいだったけどさ、男子制服だったし・・・」

すると、帰ってきたのは爆弾発言だった。


「胸、あったもん」


二人の間を冷たい風が吹き抜ける。
ライクより先にはっと我に帰ったレイアーは、すかさず突っ込んだ。
「ちょっ、ちょっと待ちなさい!胸あったって何それ!?人体なら胸はあるでしょ」

「いや、それ突っ込みどころ違うし・・・・・・」
横でぼそりと呟くライク。

「アルバスッ!それはセクハラだ!」
「はぁ?」
唐突に叫びだすライクにアルバスは顔をしかめる。一体なんだというのか。

「仮にあいつが男だったとしても、それはいくら親友の俺でも許しがたいッ」
「いや、ちょっと待て、僕は———」
「何でお前はそんなことちゃっかりしてるんだよ——!!」

「話を聞け」
顔に怒りマークがつくほど、周りから見ても分かるアルバスの不機嫌。
それを見たと同時に、ガコッ!といういびつな響。
ライクの顎が、アルバスに蹴り上げられていた。

あ、これはヤバイ。私は引いておこうかなー・・・・
レイアーはほんの少し後ずさりして、一人苦笑した。