二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 オリキャラ募集 ( No.39 )
- 日時: 2012/05/16 16:30
- 名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)
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「ヴォルデモートは・・・子孫を残していたんだよ」
「どうやって、子孫を残したの?」
「・・・その辺りは、不明なんだけど・・・レバヴェス・サラザール。彼の本名は、レバヴェス・スリザリン」
父の話してくれたことは衝撃的だった。
ハリー・ポッターが倒したヴォルデモート。
そのヴォルデモートの子孫と言われる、レバヴェス・スリザリン(サラザール)。レバヴェスは、蛇語を話せるパーセルタング。
そして、その子孫がアルバスの体を法ろうとしていること。
——そうすれば、光の英雄でも、わが子を殺せまい。たとえ、その子が自分の意思でないとしても、人を殺していれば。
それが、頭痛の結果だ。
ハリーの例の傷が1,2週間ほど前から痛むと言うことから考え——
そしてレバヴェス・サラザールを調べたところ、そう、すべての辻褄が合い、彼のファミリーネームが『スリザリン』だったことも判明した。
更に、ライクとレイアーは、ハリーと共にヴォルデモートの分霊箱を破壊したロン、ハーマイオニーの子。それが、有り得るかも知れない、と。
「・・・僕は・・・そんな人なんかに・・・使われない」
「アルバス・・・」
——翌日。
「こんにちは、アルバス・ポッター」
「・・・ッ!」
「あぁ、驚かせてしまったみたいだね・・・ごめんね」
3時間目が終わった後、不意にアルバスは声をかけられた。
声をかけた主は、黒い長髪に、赤い目の整った顔立ちをした少年。
「貴方は——」
「レバヴェス・サラザール。ちょっと話があるんだけど、いいかな?」
「・・・」
変に警戒してしまわないように、アルバスは小さく頷いた。
——ライクとレイアーはそのような素振りを見せてしまったが。
が、彼は全く気にしてない表情で、続けた。
「そう・・・なら、良いよ。勿論、君一人でね・・・?」
「それは——」
「さっき良いって言ってくれたからね。Mr.ウィーズリー、Ms.ウィーズリー、ロングボトム教授に遅れるって、言っておいてください」