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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 オリキャラ募集 ( No.47 )
- 日時: 2012/05/29 17:46
- 名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)
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「やっぱり・・・正解だったね」
彼は一人呟きを漏らし、クスクスと笑った。
アルバスは眉間に皺が出るほどの思い切り嫌そうな声を出す。
・・・アルバスが特に苦手な薬草学の授業に遅れてしまい、話がわからなくなると怒っているだけなのだった・・・
「・・・何の話?時間を省いてまで」
「いや、ね?そう怒らないで。他の人に聞かれるとまずいんだから———」
「ッ・・・!!」
途端に、魔法薬のときに何かを切ったりするのに使うナイフを、杖と一緒にアルバスの首元に当てる。
「『死の呪文』。今ならいつだって唱えることが出来るし、ナイフで喉を掻っ切ることも出来るよ?
『死の呪文』のほうがすぐ済むけどね———
わかったら、大人しくして僕の言うことを聞いたほうがいいよ」
レバヴェスの口元が綻(ほころ)ぶ。
「・・・・・・用は?」
アルバスは小さく聞く。
レバヴェスは楽しげに答えた。
「用は———
アルバス・ポッター。君の体を〝強化〟の為に使わせてもらうことだよ」
「・・・何をッ!」
アルバスはだっと踵を返し、逃げ出そうとしたが——
「インカーセラス・・・縛れ」
「あっ・・・はなっ・・・せっ・・・・」
途端に、ロープが飛び出し、腕に、足首に、そして、首にきつく巻きついた。
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