二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ヘタリア×オリキャラ×少しうみねこ 不思議な日常 オリ募集中 ( No.7 )
- 日時: 2012/04/29 21:42
- 名前: 秋桜 ◆hIJueew2tI (ID: HFyTdTQr)
・・・腰が痛い・・・死ぬかもしれない・・・くそぅ・・・
さて、前編の続きです。あらすじは無いですよ
とりあえず伊奈さんを起こしに行く事になりました。それだけ言っておきましょうかね
・・・あぁ、起こさなくてもいいんじゃないかな別に・・・
第一、五話「私の朝 後編。(美代視点」
現在地:伊奈さんの部屋
と、まぁ先ほども言ったように伊奈さんを起こしに行くのですが伊奈さん私よりも寝起きが悪いんですよねぇ。準備運動をしっかりしないと酷い目に遭いそうです
・・・深呼吸をして、心を落ち着ける。何よりも冷静さが大事ですからね
そして、ドアを開けました。やはり熟睡していました。無防備ですね
日本女児たるもの、いつも警戒は怠るなと学んだ筈ですのに。特に眠る時は
「・・・」
「すー・・・ぴー・・・」
暫く黙って見つめていました。彼女は本当に国なのかと
国じゃなければ、今頃・・・
「美代さん、伊奈さんどうですか?」
「っ!・・・憂・・・」
行き成り入ってくるとは。そして驚くとは。私もまだまだですね・・・
とりあえず一瞬で冷静にはなれましたが
「熟睡してますよ。きっと疲れてたんですね」
「はへぇ。でも起こさないと駄目ですよ?朝ご飯食べれないです」
「そうですね。廊下に出た時とても良い匂いがしましたので、私もお腹が空いてしまいました。さっくりド突き倒して起こしてしまいましょうか」
あはは、と憂は苦笑している。さて、ド突き倒す以前にどうやって夢から呼び戻しましょうか
あ、そういえば殴るのは危険でした。本当です。本当に・・・危険です・・・はい・・・
起きてからじゃないと危険ですね・・・むぅ
「美代さん、良いもの見つけましたよ」
「それは・・・盥?何故この部屋にあるのでしょうかね」
「さぁ・・・使ってみますか?」
「いえ、殴ったら後が危険だという事を忘れていました。盥を何かで叩いて起こしましょう」
「了解です。何か探します」
・・・憂は下の辺りをガサガサと散策し始めた。案外小さめの部屋だから二人で探し回ると邪魔だろうと思って、私は動かなかった
本当に伊奈は殴ってやりたい。こんな奴
昼になったら、いっぱい殴ってやろう。そうしよう
「美代さん。これどうですか?」
「・・・木の棒?色んな物があるんですね此処。まぁいいでしょう。これで盥を叩きましょうか」
「はい。起きますかね」
「起きるでしょう流石に」
▼美代は木の棒を装備した
・・・え、今のコマンド何!?
とりあえず叩きましょう
・・・あぁ、叩かなければ良かった。腰が、腰が・・・
同じ老体なのになんですかこの力の差・・・実はついさっき一本背負いをくらいました。日本女児たるこの私が・・・!!
「人の盥を勝手に使うんじゃないよったく」
「ごめんなさいごめんなさいでも起こさないと朝ご飯食べれないんです本当にごめんなさい」
憂はプライドを完全に捨てて土下座をしています。いや、彼女にプライドや羞恥というものはあまり無いでしょう。彼女は此処に来て、変わりました
それはいいとして、誰か湿布ください。私とて見た目は高校生でも老体です。立派な婆です
「ん、良い匂いじゃないか。私は先に行くからあんた達も早く来るんだよ?」
「美代さんしっかり!後で湿布を貼りましょうね!!」
「面目ない・・・」
・・・あぁ、やっと朝食にありつけるんだ。此処まで約数十分。菊、怒ってそうだな。早く行かなくちゃいけないけど美代さん運ばなくちゃ
顔色が完全に悪い。着ていた着物は乱れていたから直さないと菊がちょっと危ないかも、って事で直してから美代さんを担いで、急いで菊が待つ部屋へと向かった
—NEXT—
菊の家の謎の二階については聞かないで下さい忘れてました本当ですはい(スライディング土下座中)←