二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.128 )
日時: 2013/05/01 18:24
名前: 有栖 (ID: YZ8dCvQO)

第12話 仲間の目覚め

無駄もなくペンをコツコツと机に音をたてていると急に廊下から大声が聞こえた
「ウォーカーくんっ!!」
「ウォンさんの声だ」
何かあったのかな。アレンが起きたのか…?
「もしかすっとアレンが目覚めたのかもな。いってみるか」
ライルがそういったからペンを机に置いて部屋を出てウォンさんの声が聞こえる方へと歩き出す
付いた場所はフォーが守っている扉の前だった
そこになんだか賑やかそうなバクさん達
もちろんそこにアレンも元気そうに笑ってた
「アレンッ」
名前を呼ぶとこちらを向く
「スマイルも無事だったんですね!」
「イノセンスは半分破壊されたけどな」
話は進み、アレンのイノセンスについて話を聞きながらある部屋へと向かった
僕も“完全には壊されていない”という事しか分からない
その部屋の扉を開けて中に入るとそこには霧みたいなものがただよっていた
これがアレンのイノセンスだと言う。
この粒子化してしまったイノセンスを再び武器化出来れば戦場に戻れる
それを聞いたアレンがイノセンスを発動しようとシンクロを始める
しかし、上手くいかずに結局は粒子に戻ってしまった
その後何度やっても同じことの繰り返し。
バクさん達は、仕事があるのか部屋を出て行った
「レイルのイノセンスと少し似てるな」
「………」
何が似てるっていうんだよ
ライル兄の方を見るとまだ眼鏡をはずしていなかったらしい。
つけたままで真剣な顔をして粒子化したイノセンスを見ていた
「……あの、“レイル”って…」
「ん?あー、すまん。なんでもねーよ」
その態度を見て、そうやら双子だということは最後まで隠しとおす気らしい。
まあ別に対したことじゃないだろう
「そういえばスマイルもイノセンス、壊されたって…」
「半分な。ほら、僕って両腕にブレスレットつけて2つで1つ状態だったじゃん?」
「そのうち1つが壊れたって事ですか?」
さすが、物分かりが早いな。アレンの方を見て頷いた
「それって治るんですか?」
「ライルが言うには治るらしい」
「そうそう。治るんだよなー。そこで、まぁいろいろあってオレがいなきゃレイr………スマイルのイノセンスは治せないんだよ。だからオレがここにいるわけ。」
危なかったな、ライル兄。
僕は別にどっちでもいいが隠しとおしたいならしっかりしろよ?
「ライルさんがいなきゃ治せないってどうゆうことですか?」
そこらへんは僕にもよく分からねーんだよな…
別にデザインを変えるだけなら1人でも出来る。
「んー、まぁ色々あるんだよ」
ライル兄は笑ってごまかした。