二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.21 )
- 日時: 2012/05/26 15:43
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
「死ぬのが嫌なら、出てけ。」
その一声と同時に、周りのファインダーが動き出す。
僕も、止める為に動きだす。
「ハイハイハイ、そこm「ストップ」
口をだした所で誰かに先を越される。周りのファインダーも動きが止まる。
優の近くには、もやしがいた。まさか、あのもやしが止めに入るなんて。
しかし、まぁ、優の手首を思い切りつかんでる。随分大胆な真似を。
優相手にここまでしたのって僕がみた中でもやしが初めてだなぁ…。
「関係ないところ悪いですけど、そういう言い方はないと思いますよ。」
「離せよ。もやし。」
いったぁぁ! 優ももやしって思ってたんだね。
もやしは、手首を離そうとしない。逆に力をこめている。
「もやし? アレンです。」
「ふん。一ヶ月くたばんなかったら覚えといてやるよ。ここじゃ、バタバタ死んでく奴、多いからな。」
まぁ、そうだろうね。エクソシスト以外では、なんの能力もってないし。
所詮ただの人間。死んでゆくにきまってるよな。
「こいつらみたいに。」
その一言で、もやしは、一気にもっと力を強める。優は、ファインダーの人を離す。
あぁ、みえて結構力あるんだね。やっぱ見た目で判断するのは駄目か。
「そういう言い方はないでしょう」
「呪われてる奴が俺に触るな。」
もやしは、手を離す。“呪われている”この言葉によく反応する奴だ。
「早死するぜ。お前。嫌いなタイプだ。」
さっそく嫌われたな、もやし。
「そりゃどぅも」
その瞬間火花が散る。さっそくライバル登場?
そこまでいかないか。
「あ、いたいた。お〜い、アレン。神田。それとスマイル」
食堂の入口では、姉ちゃんとリーバー班長がいる。きっと任務だろう。
「任務だ。」
ん? 一緒に呼ばれたって事は、一緒の任務か。
優は、今回の任務、最悪だな。アレンと一緒って(笑)
ま、なんとかなるかな。
そう思って、室長室へ向かう。