二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.56 )
- 日時: 2012/08/02 18:51
- 名前: 有栖 (ID: Pib.PIUG)
「マッチョは嫌だー!!」
でも、さっき僕のイノセンスを使ってもアレンを止められなかったのに何ができる?
目つぶしは、ロボには効果ないだろうし。
それに、兄ちゃんが発明したものは、何がおきるかわかんない。
「イノセンス、発動。ル・リーパス」
この声は、さっきのっ
ライルの持つナイフとフォークが足を切り裂く。
「駄目だ、固すぎる。足しか壊せなかった。でもだからこそもっと上手くなるって奴だよな」
足を切られて動けなくなったコムリン。
ひとまず安心かなって思ったけど、また箱からさっきの触手が…
安心出来ない。
「あぁ!ライル君何するの!?僕の…僕のコムリンに!!」
「うるせぇ。お前から食べてやろうか?」
「ぐすっいいもん。また造るから」
「「「もう造らないで下さい!」」」
すぐに姉ちゃんの元へいって起きあがらせる。
それから急いでその触手から逃げた。触手くらいならなんとかなるかな。
「エクレット」
薔薇の茎からでる棘をその触手に当てて、切り落とす。
だけどその触手は、箱の中から何個も出てきて…
「これじゃあキリがねぇよ!!」
「まだまだ甘いなぁ、スマイルは」
「スマ…イル?」
「姉ちゃん!!」
姉ちゃんがうすらと目を開ける。
「…どうなってるの?」
「え、えと、アレンがコムリンの中に入ってそれで今度は姉ちゃんを…」
「そう…アレン君が帰って来てるのね。イノセンス、発動」
「——っ」
いきなり発動したのでびっくりして後ずさる。
姉ちゃんは、すぐにコムリンの方へ向かって攻撃する。
「リナリー!!この中にアレンがいるんだ!」
リーバー班長が、箱から出てるアレンの教団服だと思われるところの布の部分を引っ張る。
したら、今度はコムリンがリナリーに向けて目からビーム的なものを出す。
それを全てよける姉ちゃんは、すごいと思う。
でも当然か。
「へっへ。ばぁか。イノセンスを発動したリナリーをとらえられるもんかよ…胡蝶のように天空を舞い、鋼鉄の破壊力で地に堕ちる。それが姉ちゃんの対アクマ武器。“黒い靴(ダークブーツ)”だ」
コムリンに強大な攻撃をくらわせて箱を壊す。
そこからリーバー班長がアレンを救出。
「ヒゥー。リナリー、やるじゃん」
「姉ちゃん!コムリンの弱点、首の部分だよ!」
「姉ちゃん…ね?」
「なんだよ」
「いや、なんでも」
嫌な奴。
姉ちゃんがトドメをさそうとすると、コムイがコムリンの前に立つ。
いつのまに…
「コムリンは悪くない!悪いのはコーヒーだよ!!罪を憎んで人を憎まず。コーヒー憎んでコムリンを憎まずだ、リナリー」
「兄さん…ちょっと反省してきて」
最後の蹴りで見事に中央の穴に落下。
もう発明なんてさせちゃ駄目だ。こいつに…。