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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man 〜刹那の光〜 ( No.33 )
- 日時: 2012/06/09 23:28
- 名前: ブルー (ID: i8MUn/7P)
第九夜 赤毛の眼帯君
「到着!」
懐中時計を見ると短い針が十二を指していた。
只今、雫は公園の噴水の前にいます。
「ここ…だよね…?」
コムイの言葉を思い出す。しかし、辺りを見渡してもローズクロスを付けている二人の人物が見当たらなかった。
「うわぁぁぁんー!!」
子供の鳴き声が響いた。
よく見ると不良に絡まれてた。
(ヤバい…な、てか、殴ったよね…あいつら。)
子供は頬を赤くしていた。回りの民間人は助けようとしない。
(見ぬふりねぇ〜。)
雫が不良たちに近づいた、雪華を振り上げ、不良たちに振り落とした。
(イノセンスは発動してないから…大丈夫!!)
「痛ってえ!」
不良たちが振り返る、雫はニコニコしていたのか、かなり不良たちをびびらせていた。
しかし、不良の一人が殴りかかってきた。
ゴンッッ!!!!
鈍い音が響いたと思ったら殴りかかろうとしていた不良が倒れていた。
「女の子を殴るのはよくないさぁ。」
赤毛の眼帯をした少年が目の前に立っていた。
(ローズクロス。)
雫の瞳に映ったのがそれだった。
すると、赤毛の少年はこう言った。
「初めまして、ラビさあ。」雫は慌て、「蒼藍 雫。」
と一言。
ラビという人物はニコニコしていた。
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