二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man 〜刹那の光〜 ( No.59 )
日時: 2012/11/07 15:14
名前: ブルー (ID: tkwGoBUC)

第二十五夜 バルセロナの聖戦

「そろそろだな・・・。」

船を動かしている、マリの言葉に私たちは、反応した。

「皆、見えてきたよ!!」

夜の世界のから、バルセロナが見えてきた。

「じゃ、じゃ〜んイノセンス発動、隣人ノ鐘!シュート!!」

一番初めにイノセンスを発動したのはデイシャだった。

〜バルセロナ〜

「見ろ、エクソシストだ!」

「AKUMAたちが爆発していくぞ。」

ファインダーの彼らは、船に乗って、来る私たちに気づいた。
もちろん、気づいたのはAKUMAたちもだ。

「来るよ・・・。」

LV1のAKUMAたちが船の上にいる私たちに攻撃してきた。

「「「「イノセンス発動!」」」」

「 界蟲一幻!!」

「シュート!!」

「聖人ノ詩篇!!」

「花弁の舞!!」

それぞれの技がAKUMAたちを破壊していく。
私の頭の中にまた【あの声】が聞こえた。

『雫・・・命が尽きるまで、破壊し続けるんだ・・・。』

「大丈夫だよ・・・分かってる、一樹兄さん・・・。」

その瞬間、雫の眼が変わった。
輝いていた、瞳が深い、深い闇に染まっていく。

そして、今、私は近くの森の木々に隠れて、神田達と連絡を取り合っている。
私の近くには、五角形の形で紺色をしたゴーレムが雫の周りを飛んでいた。

「皆、今どこにいる?」

神田の問いに対し・・・

「俺は、あのデケェ変な塔から、東に三キロくらいじゃん。」

「私は、西五キロといったくらいだ・・・。」

「私は、北だよ、ケホッ、ケホッ・・・。」

「俺は、南だ。」

ザァ・・・・・・・

「こりゃ、長い・・・夜に・・・なりそうじゃん。」

「AKUMA達のノイズがあちこちに聞こえる・・・、どうやら、AKUMAたちの密集区域に入ってしまったようだ。」

「そうだねー、ゲホッ、ゲホッ!」

「集まろう、十キロ圏内ならゴーレム同士で居場所がたどる・・・。」

「じゃー、おいらが神田と雫と一緒にマリのおっさんのと所に集合ってことで、いいじゃん。」

「神田、時間は?」

「夜明けまでだ。」

そう言って、私たちは、ゴーレムの通信を切った。