二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man 〜刹那の光〜 ( No.60 )
日時: 2012/11/07 15:15
名前: ブルー (ID: tkwGoBUC)

第二十六夜  沈黙の棺

私は、ただ今・・・AKUMAを殲滅中・・・

「体・・・持つかな・・・?」

そんなことを言いながら、雪華でAKUMAを破壊し続けている。
その時、私のゴーレムから通信が来た。

ザッーーー・・・・ザザッ

【マリ、雫!】

神田からだった。

【何、神田?】

【どうした?】

【デイシャから、連絡は取れたか?】

【いいや、まだだよ。】

【確か、デイシャは、ゴーレムの調子が悪いと言っていたな・・・。】

【そうか・・・。】

【まぁ、朝になれば、私の所に来るだろう。】

【わかったよ。】

【俺もそっちに向かう。】

そういって、私は、通信を切った。

「!!」

私に、発作が襲った。

「ガハァ!ゲホッ!ゲホッ!」

雫でも、体が持つことには、自信がなかったが・・・AKUMAが攻撃している間に来るので・・・誤算だった。

(ヤバい・・・。)

AKUMAが一斉に私に攻撃してきた。

(まずい・・・防御が・・・。)

刹那・・・一斉に攻撃してきた、AKUMAが破壊され、私は、誰かに抱えられた。

「え・・・。」

そして、降ろされた。

「・・・下がってろ。」

私を降ろした人物はそう言った。

次の瞬間、AKUMA達が一掃された。
そして其処には、緑色のマントを羽織った青年がいた。
手には、漆黒の槍がある。

「あの・・・ありがとう。あの君はエクソシスト?」

マントで顔が隠れていたが、青年は、一言言った。

「俺は・・・神に裏切られた使徒だ・・・。」

「え・・・どういう意味・・・あれ?」

青年が一言言った後、風が吹いたと思うと、青年が消えていた。

ザザザッ・・・・・・・・・・・

【ウワァァァァァーーーーーーーー!】

その時、誰か別の声がした。

【殺すのって・・・・ザザッ・・・楽しい。】

【何か言ったか、デイシャ?】

【ハァ!デイシャか・・・!】

【デイシャ・・・まさか。】

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「デイシャのゴーレムだ・・・。」

「・・・。」

「そんな・・・嘘でしょ、デイシャ・・・。」

バルセロナに朝日が掛かったころ、デイシャの死体が見つかった。