二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man 〜刹那の光〜 ( No.65 )
日時: 2012/11/07 15:20
名前: ブルー (ID: tkwGoBUC)

第二十九夜  あの時の・・・



リーバーさんと『祐樹』という人物が病室に入ってきた。

「室長!仕事してください!」

「嫌だぁー!」

雫は、ベットから降りて、私はコムイの溝内に腹パンした。

「グフッ」

コムイが倒れたので、リーバーさんがコムイを引きずって連れて行った。

「あ・・・、祐樹さん置いて行っちゃったよ。」

私は、祐樹さんに挨拶をした。

「あの・・・、祐樹さんですよね、初めまして、蒼藍 雫です、よろしくお願いします。」

彼は、無表情のまま・・・

「神代 祐樹だ・・・、よろしく頼む。」

(うわぁ、髪が神田並じゃないけど、一樹兄さんぐらい長いな。)

それが、祐樹の第一印象だった。

彼の髪は黄緑色で白いメッシュが入っている。

(あれ、バルセロナで助けてくれた人と同じ声・・・まさか、ね?それに、神田以上の無表情だ・・・。)

「あ、そうだ。祐樹さんは、中を案内をして貰いました?」

すると、祐樹は、「いいや。」と言った。

「じゃあ、私が案内しますよ。」

「よろしく頼む。」

その後、いろいろ案内をした。
そして、また、病室に戻ってきた。

(あ〜どうしよう・・・。)

と、思った時、疑問のことを聴くことにした。

「あの、祐樹さん、もしかして、昨日バルセロナにいたりしますか?」

すると、祐樹さんは、こう言った。

「ああ、いた。」

雫は、祐樹の即答に対し・・・

「あ、じゃあ、あの時・・・。」

「ああ、俺だ。」

「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ・・・ムググッ。」

行き成り祐樹さんに口を押えられた。

「うるさい、少し黙っていろ。」

口を押えていた、手が離れた。

「驚くから、普通。」

その時の彼の顔は気のせいかもしれないが・・・少し笑っているように見えた。

それから、私は、祐樹さんと行動を共にするようになった。