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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂×薄桜鬼〜世界を繋ぐ桜〜参照100超え感謝! ( No.16 )
- 日時: 2012/06/24 13:21
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
5訓 不意打ちにはご用心
まず、私が一人に飛びかかる。動き的には人間離れした速さ。なのに
藍「なっ!!?」
私の降りおろした刀は受け止められた。さらに凄い力がかかり、
押し負けそうになる。
新「水守さん!このォォ!!」
新八君が相手の右肩を斬り裂き、刀が外された。
藍「ナイスよメガネ君ッ!!」
新「こういう時くらい真面目に褒めてくれませんンン!!?」
さっそくボケ口論に入ろうとした時だった。
?「ヒヒヒッ!血をくれェェェ!!」
斬ったはずの右肩の傷が消え、また襲ってきたのだ。
新「うそでしょォォォ!!!??」
藍「下がってなさい!!」
新八君を強制退場させ、私が前線に立つ。
?「血、血がほしいィィ!!」
勝負は………
一瞬だ。
私は彼らの心臓を一斉に貫いた。
新「すごい……」
藍「…紅の舞姫、舐めないでよ。」
—紅く濡れる衣を纏い敵を狩る身のこなし、正に
舞姫の如し。…紅の舞姫—
それが私の攘夷戦争時代の異名だ。銀時達と共に
時代に名を連ねる、ただ一人の伝説の女性攘夷志士。
藍「行こう、新八君。」
新「あ、はい。」
二人でその場を離れようとしたその時、不意に声が
聞こえた。
?「悪いけど……行かせられないな。」
藍「がっ……!?」
完全に油断していた首元にきつい一撃。目の前が
掠んでくる。
新「水守さぁぁぁんッ!!!」
?「逃がすわけには、行かないから。」
最後に聞こえた声は、一体誰なのか。
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