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７訓　他人の家は迷路

　どうしよう。とりあえず、人がいそうな所を目指す。
　真選組の屯所を見本にしたら、まず集まるのは広間だ。
藍「広いトコだよね。えーと…」
　…………まずさ、ココどこォォォォォ！！？

　うーん、ここは一体。あ、どうも。志村新八です。
新「あれ、何で縛られてんの！？何で水守さんいないの！？」
　ともかく僕は、縛られて動けないわけで。水守さんも同じ
　状況下かもしれない。てか、誰も来ないんですけどォォォ！！
新「…あれ、何か騒がしい？」

藍「新ぱっちくーーーーんッ！！！！？？」
　私は大声上げて屋敷内を走り回る。誰も来てくれないなら、来させれ
　ばいいと考えた結果だ。…今馬鹿っつったの誰じゃ！！
？「ちょっと、君！？朝からうるさいよッ！？」
　叱り声と共に私に振ってきたのは
藍「ちょ、刀ァァァァァァァァァ！！！？？」
　私は間一髪で刀を避ける。うわぁ、前に攘夷志士
　やってて良かった！！…つか、この声。
藍「おかしいな。気絶した時に聞いた様な…？」
　まぁ夢オチってのもよくあるし。うん、気にし…
？「何で動いてるの？昨日気絶させて結構きつく
　　縛ったんだけどな。」
　…………(ブチっ)コ・ノ・ヤ・ロ・ウかァァ！！
　水守さんもう怒ったよ！！この茶髪…殺る！
藍「茶髪、覚悟ォォォォ！！！……つーーかァァァ
　　………


　　ッ武器返せやァァァァァァ！！！！！」