二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【inzm】 VIINの会 【voc@loid】 ( No.34 )
- 日時: 2012/05/28 19:49
- 名前: 風風 (ID: fCAUmeG6)
- 参照: http://あとで、動画を貼らせていただきます。
ふと、目が覚めたのはまだ朝日が先の方にしか出てない時間帯で、もう一度寝ようと思ったらどうしても頭が冴えて、
小さめの敷布団の上で掛け布団を掻き回すように何度も寝返りをうって、眠気を引き出そうとしたけど、逆効果だったらしく、眠れなくてイライラした俺は、目をつぶったまま布団から右手だけを出し不思議と肩までの水色の髪をボリボリと掻いていた。
別に痒かったわけでもないのに、何度も頭を掻いていた。
ふと、目を開けるとそこには、俺の髪と同じ色のヒロ兄に買ってもらった充電器に繋がった携帯が目の前にあって、暇つぶしになると思ったから携帯を充電器から外して、自分の元へ近づけ眩しくなると思い目を深くつぶりながら画面を開いた。
その画面は目をつぶっていてもわかるような程眩しくて、諦めた俺はゆっくりとまぶたを開けていた。でも、やっぱり眩しくて目を半開きにしたところで光が射し
「うわっ!」
なんて情けない声を出しながら画面を慌てて閉じた。
その光は暗闇に慣れすぎていた俺の目には拷問すぎたらしく、しばらくの間チカチカとした視界と戦っていた。
しばらくすると、目は落ち着いて、もう一度携帯の画面を開くとまた眩しい光が差し込み目を細めながら完璧に開ける。
すると、いつも見る携帯の画面が出てきて俺はメールの下書きページを開けた。
そこには、タイトルもないただ、俺の貴方へ対する気持ちだけを書いた文で、貴方に俺の気持ちを見てほしいとか
そんな痛いこと思ったり
『貴方は必ず俺のものにする』
とかを文の中に入れて、一人でダサいと感じもしていた。
こんなの見られたら馬鹿馬鹿しくて笑われるかもしれない。
でも、俺は貴方が神童さんに取られるのが凄く悲しくて、でもやけくそで書いても真剣に書いても、心のどこかでは諦めているんだ
どうせ、神童さんからは奪えない、そんなの解りきっていることを
何度も考えて、何度も悲しくなって、結局は変わらなかった。
悔しくて、泣き出しそうな感じがしたから俺は目元だけを手で覆い、涙を蓋をするように止めていた。
『ただ、ただ。俺は貴方に幸せになって欲しいだけ。
でも、空回りを繰り返して俺は貴方を苦しめていた。』
感情はみんなの前では心に閉じ込めて、1人のときは言葉に置き換える。
で、また苦しめる。
毎日の暮らしにうんざりしていた、毎日同じことを繰り返して、毎日無駄なことを繰り返して。
でも、貴方には伝えられない。
-ギュ-と携帯を握りしめて、抑えられない感情で震えるを無理矢理動かしながら、俺は今日も自分に嘘をついて過ごす。
『先輩、大好きです。』
無意識に、そう無意識に俺はそんな言葉を打っていた。
でも、そんなのらしくないからその文字を一文字一文字消して
『先輩、昨日は一段と女らしかったですよ』
そう嫌みを書いて、
4時44分に貴方へメールを送りました。
《気持ちは押し込めて・・・・・・》
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4時44分パロで
マサ→(蘭)←(拓)
でした。
なんか詩みたいに←
相変わらずの駄作ですがw