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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ワンピース-王子嫌いな円卓の騎士 ( No.32 )
- 日時: 2012/06/17 18:54
- 名前: 勇騎那 (ID: .96qqWiz)
数年後、
タイヨウの海賊団は解散、一味はいくつかに分裂した。
フォークスは一人、泊まったホテルの部屋の中で上半身裸になった。
左胸にはタイヨウの海賊団のシンボルが刻まれている。
「………」
そのシンボルをそっと撫でた。
「…………」
過去を忘れ去るようにフォークスは眠りについた。
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タイヨウの海賊団を降りたフォークスは、とある島にたどり着いた。
そこは、世界政府が絶対に手が出せない島だった。
ここならオレでも生活していけるかもしれない、そう思ったフォークスはここに住むことにした。
—————————————
フォークスがこの島に来てから数週間が立ったころのこと
「ねェ、君ってアルヴィット・フォークス?」
赤髪にオレンジの目を持つユニセックスな少女がフォークスに声をかけてきた。
恐らく同世代だ。
「あぁ。そうだけど?」
「やっぱりだ!こっち来て!」
その少女はフォークスの手を引っ張って強引に駆け出した。
「ちょ、どこに行くつもり!?」
「母さんが君のこと探してたんだよ!!」
「母さん?」
まっすぐな笑顔で話す少女にフォークスは心を開けず、—そもそもこの少女が何者かを知らないため当たり前だ—ただ困惑するばかりだ。
「あたしの母さんね、プリンセス・アマンダっていうんだ」
「……!!」
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