二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ〜天才少女〜 ( No.111 )
- 日時: 2012/07/08 10:04
- 名前: ハルはる (ID: JkVnDcbg)
〜青峰Side〜
「・・・おい赤司、顔赤いぞ」
「うるさい青峰」
「黄瀬もどーした」
「何でもナいっス」
二人共、練習に出てきたと思ったら顔を赤くして帰ってきた。
まあ、予想はつく。杏奈関係だなこりゃ。
「あいつも大変だな」
黄瀬は全身から「好き」っていうオーラを出している。
確信を持てないのは赤司だけだ。
「杏奈ちゃんの写メ見る〜?」
「あぁ。」
「これこれ」
・・・と、携帯にはメイド服をきた杏奈。しかも丈は膝上。
赤司のクラス、確か男装女装カフェじゃなかったか?なんで女子がメイド服着てんだよ。
「なんか、赤司君が着せたらしいよ。
これ、赤司君が着る予定だったらしいし・・・。」
赤司らしい逃げ方をしたなと思った。
まぁ、赤司のメイド服姿も見たい気もするが、赤司にナイスとでも言っておこうか。
「あ、噂をすれば・・・だな」
「ちょっと大輝聞いてよ!征十郎ひどんだよ〜・・・あれ、何見てんの?・・・さっさつき!いつの間にっ消して!」
「え〜やだ〜」
「携帯をこっちに渡そうか」
「青峰君!これパス」
「は?」
そう言って携帯を俺に渡す。
杏奈は身長差をみて諦めたのか、うなだれた。
「それ、似合ってないんだもん」
「は?誰が言ったんだ」
「涼太にカーテン中に押し込まれた」
あぁ、そういうことか。
要するに、杏奈のこの姿を誰にも見せたくなかったわけだ。
どこからどう見ても似合ってるし、似合ってないなんて奴がいたら、病院に行くことをおススメする。
「・・・まあ、早く着替えてこいよ」
「うん」
杏奈がトイレに入ったのを見計らって、黄瀬に近づく。
「黄瀬ぇ〜独占欲つえ〜と、愛想つかされるぞ〜。
あ、あとこれやる」
ポイっと黄瀬の手元に携帯を投げた。
「なんのことっスか・・・!?あ、青峰っち!?」
「あああ〜!!ちょっと青峰君!あたしの携帯!」
「るせー。練習すんぞ」
まあ、しばらくは黄瀬をこれでつれるな。